それほど期待していなかったのですが、かなり良かったです。
石原さとみの演技が、大袈裟だと思う人もいるかもしれませんが、実際に子どもが失踪したら、そうなると思いました。自分だったら、もっとおかしくなっちゃいそうです。
見つからないとなると、どこかのタイミングで諦めなければならないのでしょうが、諦めたら死んでいることを認めちゃいそうで、決断できない気がします。
最後、子どもが見つかってハッピーエンドでも、遺体が見つかってバッドエンドでもないところが真実味があって良かったです。
愛娘がこつ然と姿を消して数ヵ月が経過。喪失感に苦しむ母親は、家族に対するネット上での誹謗(ひぼう)中傷や悪意に満ちた世間の声を浴びながら、ひたすら娘を捜し続ける。