長女も喜んで読み直していました。私も読み直そうかな。示唆がある本だから、面白い気がします。
カテゴリー: 感想
映画や本、ときおり、テレビドラマのレビューを載せています。かなり偏っているので、真面目な方は読まないほうがいいかもしれません。
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「きっと、うまくいく」、面白いストーリーや構成なんだけど、ちょっと長すぎて飽きちゃいました。
約3時間の長編映画。インド映画って、なぜか途中で、歌とダンスが入る気がするので、そこをがっつりカットすれば、もっとコンパクトでいいのになぁ、と思ってしまいます。やっぱり、長すぎで、テンポが悪いです。
最初は何が起きたかわからないけど、現在と過去の回想がうまくつながっていて、そして、好きなことをやろうぜ、というメッセージが込められていて、いい映画だと思います。90分にまとめたら、素晴らしい映画です。どこをカットするか悩ましいところではありますが。
日の出の勢いで躍進するインドの未来を担うエリート軍団を輩出する、超難関理系大学ICE。エンジニアを目指す天才が競い合うキャンパスで、型破りな自由人のランチョー、機械より動物好きなファルハーン、なんでも神頼みの苦学生ラジューの“三バカトリオ”が、鬼学長を激怒させ、珍騒動を巻き起こす。 抱腹絶倒の学園コメディに見せつつ、行方不明のランチョーを探すミステリー仕立ての“10年後”が同時進行。根底に流れるのは学歴競争。加熱するインドの教育問題に一石を投じ、真に“今を生きる”ことを問いかける万国普遍のテーマ。
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ドラえもんの大魔境。この頃は、声優も大山のぶ代だし、昔ながらの古き良きドラえもんで良かったです。
もう、みんな同じ服。それなのに、しずかちゃんは、やたらお風呂に入れないかを気にしています。そんなにキレイ好きなら、毎日、服を着替えたらいいのに。
そして、ジャイアンがもう完全なガキ大将。傍若無人。それでこそ、ジャイアン。ジャイアニズムのポリシー「お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの」をストレートに言動で示している感じがいいです。映画なので、最後にちょっといい奴になりますが。

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のび太は、秘境の探検をするために、ドラえもんのひみつ道具で秘境探しをするが、それは膨大な航空写真から探し出すというものだった。
そこにあらわれたのは、のび太がひろってきた一匹の子犬、ペコ。ペコは、アフリカのコンゴにある謎の巨大石像を、航空写真から探し出した。 -

ルーム、脱出前と脱出後の2部構成になっていて、テーマが全く変わるので、少し困惑させられます。
冒頭はどうしてこんなところで生活しているのか、全く想像できなかったのですが、その事実がわかった途端に、臨場感のあるストーリー展開になりました。
ジャックが車から飛び降りる場面や、パトカーで警官がうまく聞き出してくれる場面は手に汗を握りました。
そこから後の心の傷に悶々とする姿は、重苦しかったけれども、リアルでした。こういうテーマは好き嫌いがあるとは思いますが。
最後にルームが思ったよりも小さくて、訣別するのは象徴的でしたが、思ったほど、心には残りませんでした。なぜかはわかりませんが。
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小さく狭い[部屋]で、5歳の誕生日を迎えたジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)。ママ(ブリー・ラーソン)は、「この部屋の外にも世界があるの」と話はじめた。
閉じ込められてきた[部屋]で生まれ育ち、[部屋]以外を知らない息子に、本当の[世界]を見せるため、脱出計画を図るママ。息を殺して望む計画は、果たして成功するのか?そしてその先にある、衝撃の[世界]とは――!? -

ウォーキングデッドのシーズン7、ウォーキングデッド史上、最悪のつまらなさでした。人間が抗争しているだけじゃん。
しかも、無駄にシーンが長くて、時間かせぎしている感じ。もうちょっとどうにかならないもんでしょうか。
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今度、もう1度、シーズン1を見てみたいと思いました。あの頃のトキメキを取り戻したいです。
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長女の教科書に載っていた山崎正和の水の東西。全く頭に入ってこない内容で辛かったです。
長女にこれどう思うって言われ、読んだけれどもつまらないの一言。コメントのしようがなかったです。
仕方がないから、日本文化を西洋文化と比較するのを、自分が知識人っぽく見せるために、小難しく語るとこんな感じになっちゃうので、気をつけましょう、という教訓のために教科書に入れたんじゃないの的なコメントをしておきました。
我ながら天晴れだと思いました。
情報化や国際化が一段と進み、文化や文明が本質的な変貌をとげたかのように見える現代。この歴史の曲がり角で日本人は、どのように自らを表現し、生きていけばよいか。世の中の流れの中で立ち止まり、日本の歴史や伝統文化の諸相を見つめ直すところから始めてみよう。「鹿おどし」と「噴水」を比較して日本独自の時間や空間における志向を分析した「水の東西」、自らを正確に分析し適切な自己表現を得ることで真の国際化をめざす「鹿鳴館と神風連のあいだ」など、透徹した思考に支えられた文明批評・日本文化論。高校生にもぜひ読んでもらいたい一冊。
で、調べてみると、スーパーティーチャーの授業を見つけちゃいました。
「水の東西」とは少しひねった題です。西洋と東洋でも同じであることを「洋の東西を問わず」といいますが、ここではそれをもじって、「洋(海)」ではなく、「水」の場合は東西で異なると洒落ているのです。この洒落方でもわかるように、この評論は極めて随筆に近いものです。確かに東西の対比を図式的に表現していますが、それでいてその対比が生まれた背景には深く立ち入りませんし、馴染みにくい評論文特有の術語(テクニカル・ターム)も見られません。それゆえ、高校1年生における評論の入門には適しているということで定番教材となっているわけです。
しかしそこに落とし穴があるのです。論旨が明快でわかりやすいという評論は、面白味にかける傾向があります。逆に、興味をひいて面白い随筆的な評論は、論旨が明快というわけにはいきません。面白さが中心であり、論理性に力点を置いていないのですから、授業ではその面白さに論理性を与えることが重要になってくるわけです。この評論にもその傾向があります。一見、明確な対比の分析や構成の説明で満足してこと足れり、とするだけでは筆者の「面白さ」の背景にはたどり着けないのです。
…中略…
西洋人が人工(人為)にこだわるのは、自然を利用して作り変えてきた「人間(理性)」対「自然」との葛藤の歴史が背景としてあるのでしょう。近代論や個人主義、近代的自我の問題環境問題等にも関連してきます。
また、夏目漱石が理想としたいわれる境地に「則天去私(天に則り、私を去る)」があります。天にまかせることによって自我を離れるということですから、「行雲流水」に通じます。「天に則る」=「自然にまかせる」ということが単なる受け身ではなく、我執や自我を離れる道であるということなのでしょうが、この「自我」の問題は、漱石のみならず、鷗外や太宰や志賀などの日本の近現代人に共通する問題でもあるのです。
「近代」や「日本の近代」を高校の3年間で学んでいくわけですから、以上のことを踏まえて授業をすれば、高校現代文の入門期としてはとても適した教材といえると思います。
最後は日本の近代の話となったように、厳密にはこの評論文は東洋と西洋の違いというより日本(和)と西洋の違いを主題としています。そういう意味では「水の和洋」という題が適当なのかもしれませんが、それを「水の東西」としたのは、「洋の東西」にかけてしゃれてみたかったのでしょうね。そうした意味でもこの文章は、やはり随筆的な「評論文」です。
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解説していただいたけれども、つまらなさは解消しませんでした。
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長男が空想科学読本に凝っているみたい。中身を説明してくれるんだけども、そもそも論としてよくわかりません。
子どもは1回は読んでみるといいんじゃない、って感じの本ですね。中身を伝えるのは大変ですが、楽しいならいいと思います。
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特撮映画やアニメ、漫画など、身近な空想科学の世界にはいつの間にか「常識」になっている設定やアイテムがいくつもある。変身、巨大化、超音速飛行、光線、バリア…。これらは、科学的にどこまで正しいのだろうか?無理やり実現したら、いったいどんなことが起こるのだろうか?本書は、夢の世界の出来事を科学で計るというタブーに挑戦し、人間の想像力が生んだ空想科学の魅力を再確認しようという試みである。アトムやウルトラマンに胸躍らせた経験を持つ、すべての「科学の子」に贈る驚嘆と爆笑と感動の書。
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将棋をやってる子供は、なぜ「伸びしろ」が大きいのかという本は、タイトルがちょっと誤解を招くと思いました。
長男も将棋をやっているので、こういう本にはすがりたいと思うのが親心です。
でも、ちょっと冷静に考えると、タイトルからは、「将棋をやると、伸びしろの大きい子どもに成長する」という感じで聞こえますが、実際は、「伸びしろの大きい子どもは、将棋を好きになる確率が高い(強くなる確率が高い)」ということじゃないでしょうか。
賢い子どもにさせようと、将棋をさせても、伸びしろが大きくなるかは、ちょっと微妙なところだと思います。
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羽生善治名人が、大推薦!
以前、安次嶺先生と話をして感銘を受けたのは、自分は早朝で車が1台も通っていない時でも信号無視は絶対にしないという話を聞いた時でした。それをするのは生徒達への裏切りになるからと理由も教えてくれました。……こんな先生を持った生徒は幸せだろうとも思いました。将棋をやってる子供は、なぜ「伸びしろ」が大きいのか?
礼儀作法、根気、論理性、決断力――足りない「何か」を身につける最高の「教育」がここにある!あんなに強い羽生名人も百戦百勝ではありません。羽生名人だって、負けることはあります。そんなとき羽生名人といえども、負けたらちゃんと「負けました」と言っています。いや逆に、羽生名人は高い精神性に到達しているからこそ、潔く「負けました」と言えるのです。(中略)ただ、そんな羽生名人の敗戦も、将棋を始めたばかりのこどもたちの敗戦も、同じ将棋です。「負けました」と言うとき、こどもたちも羽生名人とはレベルの違いこそあれ、同じように悔しさを味わい、しかしその気持ちを折りたたんで自分から負けを認める勇気を発揮しているのです。つまりこどもたちは、将棋を指すことを通して、ちょっぴり羽生名人のような精神世界に近づいていると言ってもいいでしょう。
なお、この著者の主要な主張は下記のサイトでわかります。本の内容とほぼ同じものも多いです。
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ウォーキングデッド、もはやウォーカーなんて怖くない。人間が抗争するだけのストーリーになってしまいました。
トラブルがあったけれども、ようやく見ることができるようになり、しみじみ見始めました。
最初はウォーカーに襲われて人が亡くなっていき、最愛の人がウォーカーになっていくのを受け入れたり、逆にやむを得ずに殺したりするという葛藤が一番のポイントで、そもそも、なぜウォーカーが生まれたのかとかも考えさせられました。
が、今では、ウォーカーは、ほとんどBGMみたいなもんで、どうでもいい位置づけで、生き残っている人間同士の醜い争いがストーリーの中心です。
平和になりました。あるところに、巨大な敵が。最初はやられちゃうけど、最後はリックがボコボコにという感じです。シーズン7がどうなるかはわかりませんが、シーズン6まではこのパターンでした。
これって、もう面白くはないです。惰性で見ているだけです。
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君の膵臓をたべたい、好きなタイプの設定ではあるんだけども、ストーリーの細部がなんとなく気に入りませんでした。
病気の少女と、内気な男の心の交流という設定は、ある意味で鉄板な気がします。なので、結末がどうなるのか引き込まれるように読みました。
男の子の気持ちがだんだん打ち解けていく過程というのは共感できたのですが、なんだかよくわからなかったのは、少女が好きになる理由で、なんか現実味を感じませんでした。ちょっと強引すぎる感じがしました。具体的な出来事も現実離れしている点が多かったせいがあるのかもしれませんが。
そして、題名が気に入らないですね。なんか、奇をてらいすぎ。もっと本格的に勝負して欲しかったです。ネタバレになりますが、病気でなく通り魔というのはどうなんでしょう、一番、描写の難しい部分を強制終了して打ち切った感じで、ズルいんじゃないかな、と思いました。
惜しいけど、他のことを考えてしまい、感動まではしませんでした。
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ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて―。読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説!
映画化とかアニメ化されているみたいです。どうなんだろう。
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ファスト&スロー、読みやすくていい本ですが、人間は直感で判断しがちで、よく間違えるということを理解しておけば十分な気がしました。
上巻だけ読んで、下巻は読んでいないくせに偉そうに語るのは、どうかとは思いますが、きっと間違っていないと思います。
「ロジカルな建前」と「無意識の直感」、人を動かすには後者のほうが有効だということですね。証拠集めしなくても、そう認識している人は多い気がします。
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