- 2014/12/30
齋藤孝のイッキによめる! 小学生のための芥川龍之介を長女にために借りてきたら、意外に好評でした。
私自身が芥川龍之介が好きという理由だけで、半ば強制的に読ませた感がありますが、喜んで読んでいるので良……
完全な個室感はないけれど、障子と襖で仕切る日本文化のような感じで、いいんじゃないでしょうか。
参考までに、買った間仕切りは以下の通り。
想像していたよりは、小さかったけれども、設置は大変でした。一人では無理ですね。
パーティションで仕切られた個々の部屋の小ささが、狭小住宅の悲哀を感じさせますが、まあ、一応、ベッドが置ける広さだし、他に何も置けないけれども、自分たちで工夫して、過ごしてください。
この間仕切りは、なんか子育てが後半戦に入る象徴のような気がして、寂しい感じです。
「子供部屋」って実際に活用されているの?
ただちょっと引っかかっていることが…私自身は小学生の頃から子供部屋を持っていました。けれど、子供時代を振りかえってみると、ほとんど子供部屋ですごしていない記憶があります。
私のきょうだいはみんな勉強も遊びもリビングでしていたし、最近はまさに「リビング学習」がもてはやされています。子供部屋があったとしても、実際には予想していたほど活用しないという可能性も多くあるようにも思います。
子供部屋は「ひとりになれる場所」「荷物を置く場所」
とはいえ、中高生になると「ひとりになれる場所」がほしい時があったり、着替えのための自分の空間がほしかったりと、子供部屋の必要性が増してくるかもしれません。
親にとっても、子供の荷物や勉強道具をひとまとめにしておける場所があるのは助かりますよね。
子供部屋がほしい!でも作れないときは?
やっぱり「自分の部屋」は必要。
とはいえ狭い賃貸ぐらし。少なくとも今は子供に割り振れる部屋はありませんし、将来広い物件に引っ越せるかどうかもわかりません…
ちょっと暗い気持ちになりますが、住宅事情の悪い都会では、同じ悩みをもつ親も多いはず。打開策を探してみました。
部屋の一部を仕切れば「子供のスペース」が作れる
1Kや1LDKの住宅で子供部屋を用意するのが難しい場合でも、工夫を凝らせば「子供部屋」のかわりとなるような「子供のスペース」を作ることができます。
一般的なのは、カーテンやパーテーション、仕切りになる収納家具などで部屋を区切る方法。
本当の子供部屋にはかなわないかもしれませんが、最低限のプライバシーを保て、ひとりだけの空間が作れるので、子供部屋のメリットをカバーできていますよね。
「子供部屋」を作るために試行錯誤…それもいい経験に!
親の世代でのバブルも弾け「貧しい」といわれる私達子育て世代。
都会に住む核家族が、自分の子供時代のようにひとり1部屋の子供部屋を求めるのは贅沢なことなのかもしれません。けれど、子供にとっては「自分のスペースを作るために試行錯誤してみる」というのも、問題解決の能力が身につくよい経験になる場合も。
「こうでなければ!」と焦るよりも、快適にすごすための創意工夫をしてみるのが大切ですよね。私も子供が大きくなったら、子供部屋を作るための家族会議を開いてみようと思います。