- 2018/09/19
山本KIDの訃報にはびっくり。誰だか忘れたけど、K-1か何かのリングで、膝蹴りで秒殺したのが印象的です。
病気とは無縁そうに思えたのにねぇ。自分より年下の人間の死は、自分自身に投影してしまうので、漠然とした……
ギスギスした世の中で、ストレスフルに生きていると、ゆったりした話って欲しくなりますよね。または、前の日に脂っこいものとか、激しく飲んだ後、あっさりしたものを食べたくなりますよね。
そんな感じの映画です。
見えないところでつながっている、いろいろな人たちが、絶好調にハッピーってわけじゃないけど、それなりに幸せで、ハートウォーミングな話です。
奇をてらった話とか、激しい映像とか、そういう映画を撮れば、刺激的で、見た人の心に残るとは思いますが、そういうのじゃなくて、ほっこりしたストーリーで感動させるって、すごいことですね。
仙台駅前。 大型ビジョンには、日本人のボクシング世界王座をかけたタイトルマッチに沸く人々。 そんな中、この時代に街頭アンケートに立つ 会社員・佐藤の耳に、ふとギターの弾き語りが響く。 歌に聴き入る紗季と目が合い思わず声をかけると、快くアンケートに応えてくれた。 二人の小さな出会いは、妻と娘に出て行かれ途方にくれる佐藤の上司・藤間や、分不相応な美人妻・由美と娘・美緒を持つ佐藤の親友・一真、その娘の同級生・和人の家族、由美の友人で、 声しか知らない男に恋する美容師・美奈子らを巻き込み、10年の時をかけて奇跡のような瞬間を呼び起こす─。