- 2019/12/30
聖の青春を映画で見ました。松山ケンイチのキャラ作りで太ったのが、すごいプロ意識で、恐れ入りました。
原作を読んでいるので、少し変えすぎじゃないの、という部分もありましたが、全体としては、イイ的な話だっ……
ざっくり言うと、特定のものを除くと、だいたい遺伝と環境の影響が半分ずつぐらいで、共有環境の影響はかなり小さい、ってことですね。この2つだけでも価値のあることだと思います。
共有環境の代表格は親とか家庭とかなんで、子育てに失敗しても、そんなに、大きな影響はないから、神経質にならずに子育てすればいいし、逆に、幼児教育に気合を入れても、そんなに影響はないから、ほどほどにね、と思います。
学力については、若い頃は遺伝の影響の割合が小さいのに、歳をとるとその割合が大きくなるというのが、日本がいかに教育というか、受験勉強の影響が大きいことの証左じゃないですかね。
遺伝ほど俗説で誤解されているものはない!
◆現代社会の格差や不平等の根幹には、知能をはじめとした「才能」が遺伝の影響を受けていることが挙げられる。これはショッキングな事実ではあるが、だとしたら「才能は遺伝がすべて」「勉強してもムダ」「遺伝の影響は一生変わらない」などと思われがちだ。しかし、それは誤解。俗説を解きほぐしながら、個人の「生存戦略」としても遺伝を真に役立てる方法を提起する!
◆ベストセラー『言ってはいけない』を誤読せず、その議論を深掘りする!
◆あなたの人生を変える「行動遺伝学」
・収入と遺伝に関係はあるか?
・子どもの才能は、友だち付き合いで決まる?
・英才教育に効果はあるか?
・その人らしさが発現するタイミングとは?