中学受験なんてものは、オプションなわけだし、円形脱毛症、下痢、吐き気の症状が出るまでやるようなものじゃないんですけど、親がエスカレートしちゃうんですよね。

中学受験なんてものは、オプションなわけだし、円形脱毛症、下痢、吐き気の症状が出るまでやるようなものじゃないんですけど、親がエスカレートしちゃうんですよね。
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勉強に向いている、勉強が得意だ、勉強することが楽しい、そういう子だけ、中学受験させればいいんじゃないですかね。

スポーツだって、音楽だって、習いごとは、好きだったり、才能があったりしないとやらないでしょ。そして、やったとしても楽しむだけの子は、ハイレベルな練習はしないわけで、それと同じじゃないでしょうか。

早く、中学受験も、習いごとのうちの1つというふうにならないでしょうかね。今は、他の習いごととは別格の位置づけになっちゃっていますから。

受験の天王山とも呼ばれる夏休みが終わると、秋から冬にかけて受験生たちの緊張感が高まる時期に入る。特に“親子の受験”と呼ばれる中学受験は対策を始める時期が早まる傾向があり、首都圏では受験者数が右肩上がりに上昇している。

高い目標に向け、親のサポートも必要な中学受験。小児科専門医で子育て支援事業「子育て科学アクシス」代表の成田奈緒子さんは、“子どもの幸せ”という点に改めて向き合ってほしいと話す。

…中略…

「小学校6年生の夏休みあたりから、急に全身の色々なところに症状として現れる子が多い。割と多いのが塾や模擬試験に向かおうとするとお腹が痛くなって下痢が止まらなくなるとか、吐き気がひどくなって家を出られなくなってしまうなど。それから、ストレスが溜まると爪がボロボロに無くなってしまうくらい噛んでしまうとか、髪の毛を引っ張って抜いてしまい円形脱毛ができてしまうことも」

また、厳しい競争の中、親の知らないところでクラスの人を虐めたり、八つ当たりしたりと他人をストレスのはけ口にしてしまうことも……。

そして、夜遅くまで勉強に打ち込みすぎると睡眠不足になり、それがイライラに繋がるという悪循環も――。そもそも子どもが希望した受験だという家庭も多いとは思うが、親として一度立ち止まって考える必要があるという。

「子どもの脳の育ちの中で最も大切な『自分で考えて判断する』という前頭葉の発達は、個人差はあるが約10歳、小学校4年生を過ぎてからようやく形成されるものなので、(10歳よりも)前の時期に受験すると言ったとしても、それは自分で本当に考えて決断したものであるとは思わない方がいい」

 https://news.yahoo.co.jp/articles/3e97f7ebc499f7bf336c60630591362b6b0dd9b2

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