- 2016/12/11
じぶん・この不思議な存在、タイトルや前書きにはすごく興味を惹かれたのですが、途中で挫折しちゃいました。
どこかで池田晶子の次は鷲田清一だというようなことが書いてあったので、どんな内容なのかと思い、読みまし……
まず、塾でも教えてくれないというほど、秘伝のようなものでなく、ネットで調べれば、同じような主旨を述べている人も多いです。ああ、初めて聞いたぁ的な内容ではないです。
そして、私は国語は形式や問題作成者の背景じゃなくて、そもそも言っているテーマを理解することが国語の勉強だと思っているので、アプローチに賛同できませんでした。
試験で点を取るには最適ではないとしても、中身を確実に理解するのが、王道だと思います。
この本がフィットする人はいるかと思いますが、それは私ではないですね。
「国語はセンスが重要」「本を読んでいるからウチの子は得意なはず」──。
中学受験の科目で、国語ほど“誤解”の多い科目はありません。
でも、しっかりセオリーを理解して問題に取り組めば、誰でも点数が伸びるのも国語ならではです。親は生活習慣でどんなことに気をつければいいのか?
問題文をどう攻略すれば効率よく点数がとれるようになるのか?難関中学、国立大学医学部に多数の合格者を送り出してきた著者が、塾でも教えてくれないそのノウハウを伝授します。