まず、塾でも教えてくれないというほど、秘伝のようなものでなく、ネットで調べれば、同じような主旨を述べている人も多いです。ああ、初めて聞いたぁ的な内容ではないです。
そして、私は国語は形式や問題作成者の背景じゃなくて、そもそも言っているテーマを理解することが国語の勉強だと思っているので、アプローチに賛同できませんでした。
試験で点を取るには最適ではないとしても、中身を確実に理解するのが、王道だと思います。
この本がフィットする人はいるかと思いますが、それは私ではないですね。
「国語はセンスが重要」「本を読んでいるからウチの子は得意なはず」──。
中学受験の科目で、国語ほど“誤解”の多い科目はありません。
でも、しっかりセオリーを理解して問題に取り組めば、誰でも点数が伸びるのも国語ならではです。親は生活習慣でどんなことに気をつければいいのか?
問題文をどう攻略すれば効率よく点数がとれるようになるのか?難関中学、国立大学医学部に多数の合格者を送り出してきた著者が、塾でも教えてくれないそのノウハウを伝授します。