言葉のズレと共感幻想、個別に面白いところはあるんだけど、対談形式のせいか全体が整理された状態で頭に入ってきませんでした。

言葉のズレと共感幻想、個別に面白いところはあるんだけど、対談形式のせいか全体が整理された状態で頭に入ってきませんでした。

同じように話をしていても、意味している言葉が違っていて、嚙み合っていないというのは、確かによくありますね。よくあるけど、だから、言葉の定義合わせをするというのは、非効率な気がします。

あと、先に感情があって、その感情をもとに理屈をつけているというも、まさにその通りと思いました。

ただ、このAmazonの説明を見ると、「具体と抽象」がメインテーマみたいですが、そこはそんなに伝わりませんでした。あと、対談形式なので、Voicyでいいんじゃないか、と思いました。

「人は言葉を過信している」「スティーブ・ジョブズも歴史に残らない気がする」――「地頭力」「具体と抽象」など、独自の視点で「思考」の分析・可視化を試みる著述家と、メガヒットを飛ばし続ける編集者の佐渡島庸平という異色の取り合わせ。
言葉、物語、お金、労働、ルール、いいねエコノミー(共感資本主義・格差)、VRなどを俎上にのせ、現代社会を覆う幻想と現象を、「具体と抽象」の往来問答によって深く掘り下げていく。

【目次】
第1章:「言葉」という砂上の楼閣
第2章:抽象度は自由度
第3章:会話がもたらす孤独
第4章:勘違いのコミュニケーション
第5章:引いた目で見れば
第6章:だれもが暇になる時代
第7章:「無知」を知る
第8章:現在と過去、成功と失敗
第9章:具体の観察力
第10章:物語の近未来
第11章:共感エコノミーと共感格差
第12章:お金と居場所
第13章:幻想と妄想と虚構
第14章:虚無主義にならないために
第15章:そして一年後
第16章:逆転の世界

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