カテゴリー: 感想

映画や本、ときおり、テレビドラマのレビューを載せています。かなり偏っているので、真面目な方は読まないほうがいいかもしれません。

  • 「東大に入る子」は5歳で決まるって本、思っていたより単純な内容で、少し肩透かし気味でした。

    「東大に入る子」は5歳で決まるって本、思っていたより単純な内容で、少し肩透かし気味でした。

    簡単に言うと、小さいうちに成功体験、できれば、根拠のある成功体験をさせることにより、子どものやる気が出る。

    そして、そのやる気の対象が、勉強であることが、例えば、プロ野球選手を目指すことなどと比べて、ハードルは低いし、つぶしもきくからお勧め、という内容です。

    それ以上でも、それ以下でもない気がします。

    ちなみに、上記の内容については、ほぼ100%同意見なので、もっと共感しても良かったのですが、なんとなく心には響きませんでした。なんでだろう?薄っぺらく思ったのかしら。

     

    [amazonjs asin=”4093885362″ locale=”JP” title=”「東大に入る子」は5歳で決まる: “根拠ある自信”を育てる幼児教育”]

    5歳児には小2のドリルがちょうどいい!

    「詰め込み教育」「先取り教育」は、未就学児に必要ない、あるいは情操教育上よくない、とまで言われてきた。しかし、幼児期の子どもの脳は記憶する力が非常に高く、学習欲も強い。この時期の勉強は、子どもにとって意外にも辛いものではなく、むしろ「快体験」につながることが多い。

    さらに、小学校入学時、生まれ月にかかわらず「できる」ことが多ければ、それは「根拠ある自信」となって子どもの心を明るく元気にし、その後の人生に大きな影響を及ぼす。 逆に言えば、早生まれというだけで、入学時の能力差による「できない体験」をさせてしまうと、その子の将来に大きなネガティブ・インパクトを残す可能性が高い。
    つまり、小学校入学時までにいかに子どもを「できる子」にするかが、とても重要なのだ。

    精神科医で、受験学習法、幼児教育のプロでもある著者が、実際に「できる子」にするために親が知るべき子育て術を徹底的に紹介。

    繰り返し読んで親自身が簡単に復習できるよう、各項目に「ポイント」をまとめました。
    さあ、幼稚園から帰ってくるお子さんと一緒に、今日から新しい生活開始!

  • 経営の力学、経営を力学になぞらえるところは面白かったです。そのせいで混乱するところもあったけど、アイデアはいいですね。

    経営の力学、経営を力学になぞらえるところは面白かったです。そのせいで混乱するところもあったけど、アイデアはいいですね。

    あまり期待せずに読み始めたけど、いろいろと考えさせられることも多く、ためになりました。

     

    [amazonjs asin=”4492501878″ locale=”JP” title=”経営の力学―決断のための実感経営論”]

    ロングセラー『経営を見る眼』の姉妹版。前著は組織の構造・機能を読み解く画期的入門書であったが、本書は組織に作用する力を読み解き、組織を動かす決断の勘所を示す一冊。伊丹流の経営の原理・原則がわかる。

    力学の視点から現場の複雑な現実を読み解く。カネの論理、情報の論理、感情の論理が絡み合って生まれる「経営の力学」。この力学を見据えた上で、決断を行なうための1冊。

     

    私自身が感じたことを、備忘録として目次に箇条書きにして記録しておきます。

    力学という視点・・・比喩としては面白いけれども、力学で全部を表現しようとするのは難しい気がします。

    第1部 組織と人間の力学
    人は性善なれど弱し・・・性弱説って、なるほどなと思いました。善にもなるし悪にもなるかよわき存在というのは同感です。だから、必要以上に追い込まないような柔らかいマネジメントシステムが必要なんだと思いました。この柔らかいマネジメントシステムを、コントロールシステムと言ってもいいのですが、どう構築するのかが成長のポイントなのかもしれません。あとは、揺さぶりのマネジメント(かき回す→切れ端を拾い上げる→道をつける→流れをつくる→留めを打つ)というのも納得で、自分のスタイルとして確立したいと思いました。
    構造が情報とパワーを歪める・・・組織を作ると、そこで、セクショナリズムが生まれるわけですが、組織で区切らないと有効なマネジメントできないから、難しいところですね。
    現場と経営との距離・・・断片の情報から全体を類推する力が経営者には必要なんですね。あとは、組織をなるべくフラットにするか、もしくは、非常にフランクな経営者を演じるという対策もあるかもしれません。
    人を見る眼、人を育てる眼・・・斜め上の上司の役割が大きいというのは納得。でも、人が育つ3つの条件が、「高い志」「大きな仕事の場」「大きな思索の場」とあるけど、これはちょっと疑問。私は「成功体験」だと思っています。「成功はすべてを正当化する」というのはある意味で真実、少なくとも、説得力のある論理だと思います。

    第2部 市場と戦略の力学
    顧客インの技術アウト・・・マーケットインで考えるという表現がくせ者だという意見には同意。まだ、マーケットがないときがチャンスですから。
    人の行く裏に道あり花の山・・・人と違うことをやるというのは良い戦略だとは思うけど、勇気のいる戦略でもあると思います。なかなか決断できないですよね。
    神は細部に宿る・・・((+_+))
    カニは甲羅よりも大きな穴を掘れ・・・オーバーエクステンションが大きな成長には必要というのはそうだと思うけど、なんとなく、しっくりこないですよね。

    第3部 資本と社会の力学
    資本市場と向き合う・・・((+_+))
    M&Aの心理学・・・日本とアメリカでの合併と買収の違いは、確かにそうだと思いました。
    グローバルで、ボーダーフル・・・カネはボーダレスだけど、ヒトはボーダフルというのは、確かにその通りですね。グローバル化が進めば進むほど、ローカライゼーションにニーズが高まる気もします。グローバルで勝つにはローカルで強くないといけないですね。
    お天道様に恥じない経営・・・本当のところ、どうなのかはわからないけど、そうありたいですね。

    第4部 経営改革の力学
    歴史は跳ばない、しかし加速できる・・・((+_+))
    「ここまでやるか」のつるべ打ち・・・徹底することは難しいですね。例外を認めることは安易だし、軋轢も生じないので安易な意思決定ですから。
    改革リーダーの三つの方程式・・・切断するだけのバイタリティがあるか、原理があるか、決断ができるか、この3つを方程式とすることに違和感はあるものの、バイタリティ・原理・決断が改革の基本要素であるということは納得です。

    第5部 決断の哲学
    決断の本質・・・メンタルマップが歪んでいることを認識しつつ、決断(=判断+跳躍)するということが大切
    跳躍の哲学・・・株主じゃなくて社員のためというのが本当の大義な気がしました。もちろん、投機的な動きをしない株主なら別ですけど。
    決断の器量・・・引き際の話はその通りと思えますが、実践できるかどうかは、かなり難しいですね。

    経営の公理・・・「企業の本質」「現場の本質」「経営の本質」の3つ。再度、自分の中で消化が必要そう。

     

     

    (さらに…)

  • キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン、思っていたより面白い映画でした。実話ベースというのに、びっくりしました。

    キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン、思っていたより面白い映画でした。実話ベースというのに、びっくりしました。

    以前に見たことがあるような気がするんですが、見ていたとしても2回目も楽しめました。

    詐欺自体は、ちょっと騙されるほうもムチャクチャじゃない、と思いつつも、最後には刑事との仲良くなり、ホッとしました。実話だと知って、よりそう思いました。

    また、父親とのやりとりも、なんか良かったです。

     

    [amazonjs asin=”B00FYND5UK” locale=”JP” title=”キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (字幕版)”]

    1960年代のアメリカ。両親の離婚にショックを受けた16歳のフランク・アバグネイルJr.は、単身ニューヨークへ。やがて、お金に困って“小切手詐欺”を思い付く。その天才的な頭脳とチャーミングな魅力で、巧みにパイロットになりすました彼は、偽造小切手を切っては全米各地を豪遊。ところが、FBIの敏腕捜査官カール・ハンラティが犯人逮捕に乗り出し、世界を股にかけた二人の長い“追いかけっこ”が始まった!

  • コペル君、世間一般の評判はそこそこみたいですけど、私には、全く良いと思えませんでした。

    コペル君、世間一般の評判はそこそこみたいですけど、私には、全く良いと思えませんでした。

    これって、何がいいんでしょう?

    私には出来損ないの道徳の教科書みたいにしか思えないんですけど。

    それは、私がひねくれているだけんでしょうか。

     

    [amazonjs asin=”4838729472″ locale=”JP” title=”漫画 君たちはどう生きるか”]

    池上彰氏、宮崎駿氏も愛読 「君たちはどう生きるか」がマンガ化された理由

    知的好奇心旺盛な少年「コペル君」と、彼を亡き父親の代わりに見守る教養ある「おじさん」。そんなふたりの心温まるやりとりを通じて、生きる意味を平易に、深く説いた児童向け教養小説の古典が初めてマンガ化された。刊行直後から話題を呼び、現在も途切れなく部数を伸ばしている。

    「原著は幼いころからの愛読書で、池上彰さんや宮崎駿さんといった錚々たる方々に愛されていることも知っていました。ですが企画の直接のきっかけは、身近にいた20代や30代の若い編集者にも愛読されていたからなんです。世代を超えて読み継がれている良書をマンガ化すれば、より広い読者に届くのではないかと考えたんですね」(担当編集者)

    原作に「ノート」として挟まれるおじさんからコペル君への助言は、あえてマンガ化せず、テキストとして掲載。〈ものの見方について〉〈真実の経験について〉〈人間の悩みと、過ちと、偉大さとについて〉といった深遠なテーマについて、原作同様、読者自身に自分の頭で考えさせる本として仕立てられている。

    「原作はコペル君の成長が主題ですが、マンガではおじさんもコペル君を導きながら一緒に成長していくような要素を加えました。工夫が功を奏してか、若い方はもちろんのこと、ご年配の方もおじさんの目線に自分を重ねて本書を楽しんでくださっている手応えがありますね」(担当編集者)

     

    長女に、これなら14歳の哲学を読んだほうがいいと強く主張したのですが、彼女は、どっちもイマイチとのことでした。

    [amazonjs asin=”4901510142″ locale=”JP” title=”14歳からの哲学 考えるための教科書”]

  • 容疑者Xの献身、以前にも見た記憶があるのですが、2度見ても良かったです。トリックへの布石が素晴らしいと思います。

    容疑者Xの献身、以前にも見た記憶があるのですが、2度見ても良かったです。トリックへの布石が素晴らしいと思います。

    犯人がわかっているパターンのサスペンスなんですが、石神がどういうマジックをかけたのか、よくわからずに、しっくりしないまま見ていたら、最後にトリックがあかされて、やられたな、と正直思いました。

    映画自体もいいですけど、何がいいかって、原作ですね。

    [amazonjs asin=”B001OF63WE” locale=”JP” title=”容疑者Xの献身 スタンダード・エディション DVD”]

    東野圭吾の直木賞受賞作を、福山雅治と柴咲コウ共演で映画化。貝塚北警察署の刑事・内海から殺人事件の相談を受けた湯川学は、かつての親友である天才数学者・石神哲哉が事件に深く関わっているのではと疑念を抱き…。共演は堤真一と松雪泰子。

  • 重松清のくちぶえ番長は素晴らしい。私の小学生時代に似た経験は全くないけど、ノスタルジーを感じてしまいます。

    重松清のくちぶえ番長は素晴らしい。私の小学生時代に似た経験は全くないけど、ノスタルジーを感じてしまいます。

    これぞ、重松清ワールドですね。

    「くちぶえ番長」を「とんび」「卒業ホームラン」とともに、重松清・三部作に認定したいぐらいです。

    長女が興味を持った「追伸」もいいですし、「その日のまえに」や「流星ワゴン」もいいんですけど、次点かな、やっぱり。

    何が良いって、いろいろな要素が詰まっているところですね。何かしら共感できるストーリーが、スカッとするタッチで描かれているから、爽快感があります。

    勇気がなく一歩を踏み出せないときの葛藤や、淡い恋心や男同士の友情から、弱いものいじめしかできない上級生、お父さんの死や、おばあちゃんの介護、などなど、まさに「定番の宝石箱や(彦摩呂風)」という感じです。

    この本が中学受験の定番になっている理由がよくわかりました。

    長男は読んで、面白かった、と言っていて、それはそれでいいけれども、面白かったの一歩先は表現できるのでしょうか。難しいですね。偉そうに言うけれども、私自身も、当時、このレベルの読解力はなかったと思います。国語苦手だったし。

     

    [amazonjs asin=”4101349207″ locale=”JP” title=”くちぶえ番長 (新潮文庫)”]

    くちぶえを吹くと、涙が止まる――

    くちぶえを吹くと涙が止まる。大好きな番長はそう教えてくれたんだ――。懐かしい子ども時代が蘇る、さわやかでほろ苦い友情物語。

    小学四年生のツヨシのクラスに、一輪車とくちぶえの上手な女の子、マコトがやってきた。転校早々「わたし、この学校の番長になる! 」と宣言したマコトに、みんなはびっくり。でも、小さい頃にお父さんを亡くしたマコトは、誰よりも強く、優しく、友だち思いで、頼りになるやつだったんだ――。サイコーの相棒になったマコトとツヨシが駆けぬけた一年間の、決して忘れられない友情物語。

     

    本筋とは違いますが、この本は、重松清の体験に基づく話、みたいな書きっぷりになっているんですが、実際のところ、どうなんでしょう。

  • 重松清にも駄作があるんですね。きよしこ、評判はいいみたいですけど、感情移入を全くできませんでした。

    重松清にも駄作があるんですね。きよしこ、評判はいいみたいですけど、感情移入を全くできませんでした。

    なんか主人公にイライラしちゃったからかもしれません。

    少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。どこにでもいる少年。転校生。言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを知っていたけど。ある年の聖夜に出会ったふしぎな「きよしこ」は少年に言った。伝わるよ、きっと──。大切なことを言えなかったすべての人に捧げたい珠玉の少年小説。

     https://amzn.to/3qrffEw

     

    (さらに…)

  • 寄生獣を実写化って、あり得ないと思ったけど、もともとが化け物なんで、違和感なく見ることができました。

    寄生獣を実写化って、あり得ないと思ったけど、もともとが化け物なんで、違和感なく見ることができました。

    細部は違うところがあるものの、それなりに原作に忠実だったし、人間が地球に寄生しているテーマも、パラサイトの存在意義といった哲学的な話も、カットされることなく、残されていたので、良かったです。

    もう1度、読み直したいと思いました。まだ読んだことのない人にとっては必読の書です。

    個人的には、近い将来、中学受験の国語の入試問題に、漫画が登場すると予測していて、その際に選ばれるであろう漫画の筆頭なので、受験生は読んで欲しいですね。環境問題にも使えるし、アイデンティティなどの哲学的な話にも使えるし、例えば、パラサイトを見分ける方法を考えなさいという理科も混ぜた問題にも使えます。

     

    [amazonjs asin=”B00WHCNKZ6″ locale=”JP” title=”寄生獣”]

    世界にマンガを知らしめた伝説の大傑作が、ついに映画化。人間に寄生し、擬態し、捕食する新種の寄生生物「パラサイト」が出現。高校生・泉新一は、ある日右手をパラサイトに喰われ、寄生されてしまう。そのパラサイトはミギーと名乗り、急速に人間の文化や言語を習得していった。奇妙な共同生活をスタートした彼らだったが、街中に潜み人間を喰らうパラサイトたちが日常を侵食するにつれ、過酷な戦いに身を投じる事になるのだった。監督・VFXは『永遠の0』の山崎貴が務める。

    [amazonjs asin=”B0175USJ3W” locale=”JP” title=”寄生獣 完結編”]

    右手に寄生生物ミギーを宿す高校生・泉新一は、要注意人物として人間からもパラサイトからもマークされていた。いまや、新一の住む東福山市は、市長・広川を中心に組織化されたパラサイト達が、一大ネットワークを作り上げていた。一方、人間側も、寄生生物殲滅を目的とした対パラサイト特殊部隊を結成。アジトと化した東福山市庁舎に奇襲を仕掛けようとしていた。戦いが激化する中、ついに最強パラサイト・後藤が姿を現す。新一とミギー、最後の戦いを描く完結編。

     

    (さらに…)

  • 長男に「子ども孫子の兵法」に引き続き、「子ども武士道」を読ませたけど、前よりも反応が薄かったです。

    長男に「子ども孫子の兵法」に引き続き、「子ども武士道」を読ませたけど、前よりも反応が薄かったです。

    うん、まあ、ふつー、という感じの反応でした。

    ということで、このシリーズは断念しました。夏休みだから、読書とかをいっぱいして欲しかったんですけどね。

    新渡戸稲造の『武士道』を、はじめてこども向けに超訳!名著のエッセンスが、24のことばでわかります!人気シリーズ第5弾です。

    https://amzn.to/3DTAtFt

     

    強いて言えば、兵法のほうが面白かったそうです。

    http://konchan.net/x/archives/25443

  • 父親たちの星条旗、特に前半部分のテンポが良くないので、睡魔との闘いながら見ることになっちゃいました。

    父親たちの星条旗、特に前半部分のテンポが良くないので、睡魔との闘いながら見ることになっちゃいました。

    主題は、戦争には英雄なんていなくて、英雄は必要だから作られただけ、ということなんだと思います。

    が、最初の頃は、何がなんだかわからずに、戦争のシーンが繰り返されるので、眠くて仕方がなかったです。前半は丸ごとカットでも良かったです。

     

    [amazonjs asin=”B003GQSXJK” locale=”JP” title=”父親たちの星条旗 Blu-ray”]

    戦地の最前線。そこでは、恐怖すら超越した世界。銃弾と砲撃が絶えず飛び交う激戦地、硫黄島。第二次世界大戦の重大な転機となったこの歴史的な戦場で、70,000人の海兵隊員が命の限り戦った。若者たちは、確かにこのときを生きた。

    アカデミー賞受賞監督クリント・イーストウッドが、歴史に残る硫黄島の戦いを並々ならぬ決意で真実を見事に描きぬいた意欲作。“圧倒的なスペクタクル。” (NYタイムズ)、“剥き出しの感情と激しい情動が交錯する、どこまでもパワフルな唯一無二の傑作。”(Peter Travers, Rolling Stone)、と各紙が賞賛。兵士たちは国のために戦ったが、若者たちは友のために死んだのだ、という作品の根底に流れる一貫した視点で、戦場における英雄と本当の勇気とは何かを問いかける。激しく感情を揺さぶる、真実の物語。

  • 重松清の「とんび」、父親の不器用な想いが、じわっと伝わる感動的な本です。あまりにも、いいので、長女に強く勧めました。

    重松清の「とんび」、父親の不器用な想いが、じわっと伝わる感動的な本です。あまりにも、いいので、長女に強く勧めました。

    父親なんて、ほとんどが不器用で、器用にしようと思うと、ますます不器用になっちゃう生き物だと思います。

    だから、この本は、すべての父親に読んで欲しいです。共感できるはずです。場面によっては涙なしでは読めない本です。

    時代的も、私の父の世代のちょっと上ぐらいで、なんとなく、ヤスさんとは全く違うタイプではありますが、父もこんな生き方だったのかなと思ったりもして、なおさら思うところが多いです。

    まあ、近所の人が助けてくれる件については、少しキレイに書きすぎている気もしますが、そういう機能が現代社会ではなくなっているというのは事実だと思います。地域のつながりって大切にしたいけど、難しい面も多いので。

     

    [amazonjs asin=”4043646070″ locale=”JP” title=”とんび (角川文庫)”]

    昭和三十七年、ヤスさんは生涯最高の喜びに包まれていた。愛妻の美佐子さんとのあいだに待望の長男アキラが誕生し、家族三人の幸せを噛みしめる日々。しかしその団らんは、突然の悲劇によって奪われてしまう―。アキラへの愛あまって、時に暴走し時に途方に暮れるヤスさん。我が子の幸せだけをひたむきに願い続けた不器用な父親の姿を通して、いつの世も変わることのない不滅の情を描く。魂ふるえる、父と息子の物語。

     

    重松清ワールドで、より状況を研ぎ澄ますため、お母さんは死んでしまう設定なんですが、これ、お母さんが生きていようがいまいが関係ない話です。

     

    あまりにもいい本なので、長女に、かなり強引に、夏休みの宿題の読書感想文は「とんび」がいいと主張して、読ませています。どんなふうに思うのかな。やっぱり、大人にならないと、わからないよなぁ、とか思いつつ、これを読ませたがったことで、何かを感じ取ってくれないかと思ったりしています。

    そろそろ、子離れの準備をしないといけないので、せめて、根底となる気持ちは伝えたいなぁ、と思った次第です。

     

    見てはいないのですが、テレビドラマにもなっているみたいですね。

    [amazonjs asin=”B00BUKTXQQ” locale=”JP” title=”とんび Blu-ray BOX”]

  • 怪盗グルーのミニオン大脱走、意外にも面白かったです。鶴瓶の声じゃなく、字幕だったのが良かったのかもしれません。

    怪盗グルーのミニオン大脱走、意外にも面白かったです。鶴瓶の声じゃなく、字幕だったのが良かったのかもしれません。

    月泥棒より、ストーリーも良かったと思います。

    長男が字幕に抵抗がなくなったことに感謝です。やっぱり、鶴瓶の声はちょっと違うイメージがあるので、心地よく映画を見ることができなかったのですが、本物の音声になって、しっくりきました。

    なかなか、いい話でした。フロリダのユニバーサルスタジオに行ったとき、最初のアトラクションがミニオンだったので、何となく親近感もわきました。

     

    [amazonjs asin=”B076BZZ1RK” locale=”JP” title=”怪盗グルーのミニオン大脱走 (字幕版)”]

    史上最強の新たなライバルの出現 悪党稼業から足を洗い、反悪党同盟の捜査官になったグルーの前に、人類を脅かす新たな悪党バルタザール・ブラットが立ちはだかる。様々なガジェットを駆使して犯罪を繰り返す元子役スターを取り逃がしたことで、グルーは反悪党同盟をクビになってしまう。 グルーも知らなかった新たな家族の秘密 落ち込むグルーにある日、信じられないニュースが届く。なんとグルーには生き別れになっていたドルーという双子の兄弟がいたのだ。