東大合格者数は開成がトップなんですね。パチパチパチ。でも、その昔、殺人事件が起きたこともあるなんてびっくりです。

東大合格者数は開成がトップなんですね。パチパチパチ。でも、その昔、殺人事件が起きたこともあるなんてびっくりです。

親としては、学校別の合格実績なんてどうでも良くて、自分の子が合格するかどうかだし、もっと言うと、合格以前に、健康で健全に育って欲しいというのが大前提ですよね。

なので、「ギフテッドじゃなくてもいい、たくましく育ってくれれば」というスタンスを忘れずに、親としては受験に臨むのが良い気がします。

 

開成高校生殺人事件は1977年(昭和52年)10月30日の未明に起きた事件です。この日に至るまでのプロセスは、非常に熾烈な家庭内暴力の日々が背景にありました。

この1977年当時は、兵庫県の灘高校と開成高校が、東大進学者数でしのぎを削っていた時期です。都立名門校の台頭が終わり、このすぐ後、開成高校が連続38年東大進学数で1位を継続していきます。

世間でもこれほどの進学校に通う生徒が、肉親である父親に絞殺される事件に大きな衝撃を受けました。そして父親が最終的に、犯行に及んだ経緯に注目が集まりました。

 https://career-find.jp/archives/502864

言われてみれば、この事件、リアルタイムでの記憶はないものの、話題になったことがあったような気がします。

映画化もされているようです。見たい。

十七歳の少年が父に向って「きたない」と罵り、憑ものがのりうつったように暴力をふるいはじめた。少年は成績優秀で、大学入試の準備をしている最中に突然変異をみせた。生命の危険にさらされた父は、妻と相談して、少年を絞殺した。しかし妻は、夫に向って「わたしの勉をかえせ」と言いだした。そして、妻は、首をくくって、息子の後を追った。人間、この不可解なもの。性のどろどろとしたつながりが人間をとらえてはなさない。 実際におきた”開成高校生事件”にヒントを得た新藤監督は、生命の根源としての性の上に立って人間関係をさぐり、現実社会にを象徴するかのような問題に鋭いアプローチを試みる。監督は、エリート教育には友情や連帯は生まれない、人間喪失、対話のない日常が暴力になり、親は暴れる子を理解できずに絞め殺す、しかしいったん破壊された家庭で絞殺しても問題は解決しないという。

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