カテゴリー: 感想

映画や本、ときおり、テレビドラマのレビューを載せています。かなり偏っているので、真面目な方は読まないほうがいいかもしれません。

  • ブルーバイユー、アメリカの養子縁組の問題点を題材にしているんだけど、その社会的な問題点にクローズアップするのか、家族の絆の話にするのかが中途半端で気持ち悪さが残りました。

    ブルーバイユー、アメリカの養子縁組の問題点を題材にしているんだけど、その社会的な問題点にクローズアップするのか、家族の絆の話にするのかが中途半端で気持ち悪さが残りました。

    あんまり良いとは思いませんでした。

    社会的問題を伝えたいなら、養子だったり、移民だったりの不当に扱われている様子をもっと描くべきだし、家族の絆なら、ベトナム人のくだりはカットして、もう少し、家族の描写を多くすべきだと思いました。

    あと、ラスト30分ぐらいのテンポの遅さもあまり好きになれませんでした。タイトルにもなっているので、何かしらの象徴だと思うのですが、入江で溺死しそうになる場面が繰り返されるのも、何を意図しているのかわかりませんでした。

     

    韓国で生まれ、わずか3歳でアメリカへ養子に出された青年アントニオは、シングルマザーのキャシーと結婚し、娘のジェニーと3人で貧しいながらも幸せに暮らしていた。しかしある日、些細なことで逮捕されたアントニオは、30年以上前の養父母による手続きの不備により、強制送還される危機に。家族と離れたくないアントニオは、ある決心をするが…。

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  • きっと、またあえる、シンプルだけど深い映画。ちょっと説教じみた内容になりつつあるのを、インド映画の独特の明るさで嫌味な感じがなくていいですね。

    きっと、またあえる、シンプルだけど深い映画。ちょっと説教じみた内容になりつつあるのを、インド映画の独特の明るさで嫌味な感じがなくていいですね。

    受験生、および、受験生の親にはぜひ見て欲しい。

    残念ながら、ちょっとお下劣な内容があるので、小学生には無理かもしれません。でも、本当は小学生に見て欲しいなぁ、と思います。合格することも大事だけど、それまでのプロセスだけ素晴らしいという考え方もあることを知ってくれたらいいなぁ、と思います。

    それを、明るく、脳天気に描いているのが、いいですね。小っちゃいことはいいじゃん、頑張ったんだからさ、と思えます。たぶん、多くの人がセクサのファンになったことでしょう。

    GCの決勝戦でのスリーポイントシュートも良かったと思います。逆の結果になっているよりも、はるかに良かったと思います。まあ、テーマからすれば必然の結果ではあるんですけどね。

    何はともあれ、かなりおすすめの映画です。

     

    受験生の息子が病院に担ぎ込まれた!そこに集まった、今は親世代になったかつての7人の仲間たち。年を重ねて、色々変化はあるけれど、あの日の友情は変わらない。親友アニの受験に失敗した息子を励ますため、悪友たちは「負け犬時代」の奮闘を病室で語り出す—。90年代、インドでもトップクラスのボンベイ工科大学に入学したアニ。しかし振り分けられたのはボロボロの4号寮。気のいい先輩や愉快な仲間はいるが、そこは寮対抗の競技会で万年最下位で、他の寮から“負け犬”と呼ばれていた。しかし今年はなんとしても汚名を返上する!そのためには、バスケ、サッカー、重量上げ他、多種の試合に勝つ必要があった。4号寮は知恵とやる気とチーム力であらゆる手段を使い勝ち抜いていく。だがライバルも黙ってはいない。果たして、勝利を手にすることはできるのか、そして彼らが最後に得たものは?!

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  • Summer of 85、ゲイが題材となっている映画のせいか、あまり共感できませんでした。うーん、よく考えたら男女だったとしても、イマイチだったかも。

    Summer of 85、ゲイが題材となっている映画のせいか、あまり共感できませんでした。うーん、よく考えたら男女だったとしても、イマイチだったかも。

    いろいろな性的な嗜好があるのは人それぞれだけど、自分が共感できるかどうかは別問題ですね。主人公が男女だったほうが、すんなり入ってきたように思います。

    とはいえ、男女だっとしても、なんだか違和感のある2人な気がしていて、そんなにいい映画だと思いませんでした。

     

    セーリングを楽しもうとヨットで一人沖に出た16歳のアレックス。突然の嵐に見舞われ転覆した彼を救助したのは、18歳のダヴィド。二人は急速に惹かれ合い、友情を超えやがて恋愛感情で結ばれる。アレックスにとってはこれが初めての恋だった。互いに深く想い合う中、ダヴィドの提案で「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」という誓いを立てる二人。しかし、ダヴィドの不慮の事故によって恋焦がれた日々は突如終わりを迎える。悲しみと絶望に暮れ、生きる希望を失ったアレックスを突き動かしたのは、ダヴィドとあの夜に交わした誓いだった─。

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  • ファーザー、認知症目線での映画なので、何が何だかわからないけど、その混乱が認知症をよく表現しています。

    ファーザー、認知症目線での映画なので、何が何だかわからないけど、その混乱が認知症をよく表現しています。

    最初は気づかないけど、アンソニー目線での映画なので、徐々に辻褄の合わないことが出てきます。

    いったい、どちらが本当の現実なんだろう、と混乱してしまいます。見終わっても、いったいなんだったんだ、というハテナマークがいっぱいです。

    恐らく、認知症の人の日常って、こんなイメージなんでしょうね。

    自分が、こうなったとき、どういう決断ができるのか、すごく悩ましいところです。

     

    ロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニーは記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配する介護人を拒否していた。そんな中、アンから新しい恋人とパリで暮らすと告げられショックを受ける。だが、それが事実なら、アンソニーの自宅に突然現れ、アンと結婚して10年以上になると語る、この見知らぬ男は誰だ?なぜ彼はここが自分とアンの家だと主張するのか?ひょっとして財産を奪う気か?現実と幻想の境界が崩れていく中、最後にアンソニーがたどり着いた〈真実〉とは――?

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  • わすれな草、演技ではなく、リアルの認知症患者が出演していて、すごく臨場感があります。

    わすれな草、演技ではなく、リアルの認知症患者が出演していて、すごく臨場感があります。

    とにかく、このお母さん、リアルに認知症だから、普通に話しているかと思えば、急に変なことを言ったりと、演技では再現できない臨場感がありました。

    世話をしている周囲の人が疲弊していくのも、伝わってきました。家で、何の助けも得ずに暮らすというのは、事実上、不可能なんだろうな、と思いました。施設に入れて正解だったと思います。やっぱり、認知症になっていない家族の生活を守るということが大切なので。

    それはそうと、この2人の夫婦、浮気OKのルールで暮らしてきたみたいですけど、その話は、あんまり要らない気がしています。

     

    認知症になった母の世話を手伝うため、ダーヴィットはフランクフルト近郊の実家へ帰ってきた。父は長年の介護でさすがに疲れてしまったらしい。ダーヴィットは母の世話をしながら、親友であるカメラマンと共に、母と過ごす最期の時間を映像に記録する。理性的だった母は、病によって、すべての抑制から解放され心の赴くまま自由に過ごしているように見える。自分が若返った気になった母は、息子のダーヴィットを夫だと思い込み、父が思わず嫉妬することも。かつてはドライで個人主義的に見えた父と母の夫婦関係も、いつしか愛情をありのままに表す関係へと変わっていく。

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  • 青い塩、なんとなく感情移入できる展開なんですけど、最後がありきたりすぎて、シラケちゃいました。

    青い塩、なんとなく感情移入できる展開なんですけど、最後がありきたりすぎて、シラケちゃいました。

    おじさんと若い子という組み合わせが、なんとなく応援できるのですが、ラストにもう少し工夫があっても良かったと思うんですけどねぇ。

    なんか、ふーん、で終わっちゃって、何のドラマもないんですよね。若い子が暗殺者というリアリティがなさすぎるのも、その原因なのかもしれません。

     

    プサンの港町で料理教室に通う男がいた。ヤクザ組織チルガク会の元幹部で、ハンガン組のボスとして暗躍していた伝説のヤクザ、ユン・ドゥホン(ソン・ガンホ)だ。組織を引退した彼は、母の故郷であるプサンで食堂を開き、余生を穏やかに過ごすことを夢見ていた。

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  • 君が描く光、じんわりイイ話だと思います。無理矢理、泣かせようとしていないところが好感持てます。

    君が描く光、じんわりイイ話だと思います。無理矢理、泣かせようとしていないところが好感持てます。

    漫然と見ていたせいか、ヘジのほうの過去について、思いを馳せることができずに、最後になって、びっくりしちゃいました。なかなか、うまい演出だったんじゃないでしょうかね。

    なんか言葉では言い表せないけれども、ほんわかする話でした。

     

    済州島の町で伝説の海女して知られるケチュンと孫娘のヘジは、お互いを見守りながら平和に暮らしていた。そんなある日、ひょんなことから最愛の孫娘が失踪してしまう。ヘジを探すために全力を尽くしたケチュンは、12年の歳月をかけてヘジを探し出す。ようやくヘジと再会したゲチュン。二人は再び一緒に暮らし始めるが、ヘジはその失踪していた間何があったのかを話そうとしない。果たして、ゲチュンとヘジの生活は12年前と同じように元通りになるのだろうか?

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  • バカと無知、面白かったです。私が日頃感じていることに近くて、共感できました。人間が生存競争を勝ち抜いてきた原動力はそう簡単に克服できませんよね、やっぱり。

    バカと無知、面白かったです。私が日頃感じていることに近くて、共感できました。人間が生存競争を勝ち抜いてきた原動力はそう簡単に克服できませんよね、やっぱり。

    人間が本能的に、他人よりも劣っていることに敏感に反応し、それを是正したいと強く思っていることにより、正義感やらが生まれてくるし、自尊心もそうなんだろうと思います。

    人間が社会的な動物であり、その社会性と裏付けとなる知能で、生き残ってきた以上、仕方のないことですね。そして、差別もそもそも、相手を敵と味方に峻別して、敵を殲滅させてきた強力な武器の残骸なんだと思いました。

     

    正義のウラに潜む快感、善意の名を借りた他人へのマウンティング、差別、偏見、記憶……人間というのは、ものすごくやっかいな存在だ。しかし、希望がないわけではない。一人でも多くの人が人間の本性、すなわち自分の内なる「バカと無知」に気づき、多少なりとも言動に注意を払うようになれば、もう少し生きやすい世の中になるはずだ。科学的知見から、「きれいごと社会」の残酷すぎる真実を解き明かす最新作。

    「芸能人と正義に関するニュース」がどうして人気コンテンツになるのか?
    キャンセルカルチャーが心地よさをもたらすのはなぜか?
    バカと利口がじっくり向き合うことで生まれる悲劇とは?
    「きれいごと」ばかりがはびこる現代社会の「残酷な真実」に光を当てる決定版。

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    【目次】
    PARTⅠ 正義は最大の娯楽である
    1なんでみんなこんなに怒っているのか/2自分より優れた者は「損失」、劣った者は「報酬」
    3なぜ世界は公正でなければならないのか/4キャンセルカルチャーという快感

    PARTⅡ バカと無知
    5バカは自分がバカであることに気づいていない/6「知らないことを知らない」という二重の呪い
    7民主的な社会がうまくいかない不穏な理由/8バカに引きずられるのを避けるには?
    9バカと利口が熟議するという悲劇/10過剰敬語「よろしかったでしょうか?」の秘密
    11日本人の3人に1人は日本語が読めない/12投票率は低ければ低いほどいい
    13バカでも賢くなれるエンハンスメント2・0の到来

    PARTⅢ やっかいな自尊心
    14皇族は「上級国民」/15「子どもは純真」はほんとうか?
    16いつも相手より有利でいたい/17非モテ男と高学歴女が対立する理由
    18ほめて伸ばそうとすると落第する/19美男・美女は幸福じゃない
    20自尊心が打ち砕かれたとき/21日本人の潜在的自尊心は高かった
    22自尊心は「勘違い力」/23善意の名を借りたマウンティング
    24進化論的なフェミニズム

    PARTⅣ 「差別と偏見」の迷宮
    25無意識の差別を計測する/26誰もが偏見をもっている/27差別はなぜあるか?
    28「偏見」のなかには正しいものもある?/29「ピグマリオン効果」は存在しない?
    30強く願うと夢はかなわなくなる/31ベンツに乗ると一時停止しなくなるのはなぜ?
    32「信頼」の裏に刻印された「服従」の文字/33道徳の「貯金」ができると差別的になる
    34「偏見をもつな」という教育が偏見を強める/35共同体のあたたかさは排除から生まれる
    36愛は世界を救わない

    PARTⅤ すべての記憶は「偽物」である
    37トラウマ治療が生み出した冤罪の山/38アメリカが妄想にとりつかれる理由
    39トラウマとPTSDのやっかいな関係/40「トラウマから解放された私」とは?
    付論1 PTSDをめぐる短い歴史
    付論2 トラウマは原因なのか、それとも結果なのか?

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    ちなみに、chatGPTに要約してもらいました。

    橘怜の著書「バカと無知」は、人間の認知能力や思考に対する問題点について分析し、社会問題や政治問題に対する認識の問題を指摘する内容となっています。

    本書では、バカと無知という言葉を用いて、知的レベルや知識に欠如がある状態にある人々が、どのようにして社会や政治の問題に対して誤った判断をしてしまうのかを詳しく説明しています。また、その背景には教育やメディアの問題もあることを指摘し、より良い教育やメディアの役割を考える必要性を説いています。

    さらに、本書では、認知バイアスや思考の妨げとなる偏見や先入観についても取り上げ、そうした問題を克服するためには、自己認識や対話の重要性を訴えています。

    総じて、本書は、社会的な問題に対する正しい認識を促し、社会全体の知的レベルの向上につながるような内容となっています。

  • ブラックフォン、正直、結末はわかっていたし、いろいろと支離滅裂なストーリーなんだけど、見終わって、なんかとてもホッとしました。

    ブラックフォン、正直、結末はわかっていたし、いろいろと支離滅裂なストーリーなんだけど、見終わって、なんかとてもホッとしました。

    フィニーには、応援したくなるような何かがありました。

    気合を入れて観るほどの映画ではないけれども、ビール片手に見るのには丁度いい気がします。

    コロラド州のとある町。そこでは、子どもの失踪事件が相次いでいた。ある日、少年フィニーは学校から帰る途中、黒い風船を持つマジシャンだという男に出くわし、そのまま拉致されてしまう。気がつくと、フィニーは地下室に閉じ込められており、そこには鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして断線した黒電話があった。すると突如、断線しているはずの電話のベルが鳴り響く。フィニーは恐る恐るその受話器を取るが、それは死者からのメッセージだった。一方、行方不明となったフィニーを探す妹グウェンは、兄の失踪に関する不思議な予知夢を見る。

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  • テーラー、この映画を見ていて、俳優の表現しようとしている感情が全く入ってこなかったんですけど、それは日本人だからなのかなぁ。

    テーラー、この映画を見ていて、俳優の表現しようとしている感情が全く入ってこなかったんですけど、それは日本人だからなのかなぁ。

    寡黙だから、ちょっとした仕草や表情で、表現しているんだけど、全く、伝わらなかったです。

    欧米の文化を共有している人たちにはわかるのかなぁ。少なくても、私にはわかりませんでした。日本文化がベースだから、個人の問題かはわかりませんけど。

    サブタイトルも「人生の仕立て屋」って、大それたものには思えないですし。

    悪くはないけど、良くもない。で、なんだったの、というのが感想です。

     

    アテネで36年間、高級スーツの仕立て屋店を父と営んできた寡黙なニコス。だが不況で店は銀行に差し押さえられ、父は倒れてしまう。崖っぷちのニコスは店を飛び出し、手作りの移動式屋台で仕立て屋を始める。だが道端で高級スーツは全く売れず、商売は傾く一方・・・。そんな時、思いがけないオファーがくる。「ウェディングドレスは作れる?」これまで紳士服一筋だったニコス。思い切ってオーダーメイドのドレス作りを始めるが―!?一歩を踏み出した生真面目な仕立て屋。彼が作る色とりどりのドレスが、新たな出会いと幸せを繋いでいく、希望溢れる感動作!

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  • 罠の戦争、面白い。片平なぎさで打ち止めと勝手に思っていたら、その先があるだなんて、脚本家に脱帽です。

    罠の戦争、面白い。片平なぎさで打ち止めと勝手に思っていたら、その先があるだなんて、脚本家に脱帽です。

    さすが、プロですね。

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