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  • 鳩の鳴き声は、ポーポーポッポーか、ポッポーポーポーかで我が家で大激論。気になる結論は・・・

    鳩の鳴き声は、ポーポーポッポーか、ポッポーポーポーかで我が家で大激論。気になる結論は・・・

    家で呑んだくれていたら、鳩が鳴いていました。

    中学生の頃、部活の合宿で、鳩は、「ポーポーポッポー」と鳴くのか、「ポッポーポーポー」と鳴くのか、激論を交わした記憶があり、その話をしてみました。ちなみに、比較するとポーポーは低音で、ポッポーは高音です。

    当時は、発言力のある先輩が「ポッポーポーポー」派だったので、「ポーポーポッポー」派の私としては、頭数はともかく、全体的にはちょっと劣勢だったのですが、ものすごく、わだかまりが残った状態で40年弱も過ごしてきたわけです。トラウマってやつですね。

     

    今回、家族のでディスカッションしたときも、「ポーポーポッポー」で全会一致でした。

    うん、そうだよね。誰もがそう思うはず。

     

    でも、念のため、Youtubeで調べて見ました。

    [blogcard url=https://www.youtube.com/watch?v=gsvZlgsiqig]

     

    「ポッポ、ポーポーポッポー、ポーポーポッポー、・・・」が正解じゃないない。

    もはや、読点の打ち方の問題。

    ただし、最初の「ポッポ」は、せーの、という掛け声みたいに、ちょっと小さく入っているので、一連の流れとしては、「ポーポーポッポー」でいいんじゃないのかな、と思っています。

    先輩、破れたり!

     

    まあ、最近、家で会話のない我が家ですが、鳩のおかげで、相当、盛り上がりました。

    ありがとう、鳩さん。

    あっ、とりあえず、「クルックー」は論外ですからね。

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  • まあ、仕方のないこととはいえ、長男の泊りがけの学校行事が中止。いま、この時期にだからこそ、友だち同士で触れ合う機会が欲しいのに残念です。

    まあ、仕方のないこととはいえ、長男の泊りがけの学校行事が中止。いま、この時期にだからこそ、友だち同士で触れ合う機会が欲しいのに残念です。

    多感な時期だからこそ、受験勉強では学べないことを、いろいろと学ぶこともあると思うんですけどねぇ。

    酒盛り禁止とかは、大人が我慢すればいいので、本心はイヤですが、まだ受け入れられますけど、成長に必要な教育コンテンツは守って欲しかったです。

  • ふろむだ学習効率本、老化のせいか、なかなかアタマに入らないので、自分なりに整理してみました。とりあえず、2巻まで。

    ふろむだ学習効率本、老化のせいか、なかなかアタマに入らないので、自分なりに整理してみました。とりあえず、2巻まで。

    昔はもっと記憶力があったのになぁ、と思いつつ、ただ本を読んだだけでは、何となくわかった気になるけど、あとで思い出そうとすると、細部はぼんやりしていて、何もわかっていないので、時間をかけて、まとめてみました。

    黒字部分が、本に書いてあったことを要約したものです。もしかしたら、間違えて解釈しているかもしれませんが、あくまでも「自分メモ」なので、気づくまでは気にしないようにします。なお、青字は私の感想です。

     


    第1巻


    カーピキー2008実験 ・・・【勉強】と【テスト】のどちらが効率的か?

    • 定義: 【学習】=【勉強】+【テスト】
    • 実験: アメリカの大学生40人、スワヒリ語の単語、テスト結果の正誤は【フィードバック】しない。1週間後の結果を「全勉強全テスト」VS「弱点勉強全テスト」VS「全勉強弱点テスト」VS「弱点勉強弱点テスト」で比較
    • 結果: 「全テスト全勉強」=「全テスト弱点勉強」>>「弱点テスト全勉強」≒「弱点テスト弱点勉強」
    • 考察
      既に覚えたことの反復【勉強】は非効率的だが、既に覚えたことの反復【テスト】は効率的→何を反復するかが大事・・・それは【テスト】どのパターンも、自分がどれぐらい覚えていそうかの予測は同じぐらい→全問のテストを実施すると、意識していないが実力はついているということ学習にかかった時間で割り算して、学習効率を出すと、
      「全テスト弱点勉強」>>「全テスト全勉強」>「弱点テスト弱点勉強」>>「弱点テスト全勉強」
      理由: オーバーラーニング効果(実際は、オーバーテスティング効果)→難定着知識(=なかなか覚えられない単語)を定着させるのは難しく、差が出るのは忘却率のほうで、忘却を防ぐのは、オーバーテスティング

     

    ★知識の整理★

    • 既に覚えたことの【勉強】を反復するのは、めちゃくちゃ非効率。
    • 既に覚えたことの【テスト】を反復するのは、ものすごく効率が良い。
    • すでに覚えてしまった内容でも、繰り返し【テスト】すると、【忘れにくさ】が向上する。
      • ここでの【テスト】は文字通り、テストをするだけで、正解のフィードバックがないというのがポイントだと思います。やりっぱなしでも【テスト】が効率的というのは、結構、衝撃的な結果ではないでしょうか。
      • 【テスト】の効果は、「すでに知っていることを脳から取り出すから」なのか「答えはなんだろうと脳が考えるから」なのかという問いかけがありましたが、どちらでしょう?個人的には前者じゃないかと思っています。
      • 現実的な話をすると、勉強の基本パターンとしては、
         1.授業を聞く、または、テキストを読む
         2.テストを受ける
         3.間違えたところのテキストを読み直したり、テストの解答を理解する
        で、2と3を連続してやるというのが、良さそうです。まあ、フツーのやり方ですね。塾のカリキュラムもだいたいそうなっています。

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    第2巻


    ポッツ実験 ・・・ 【勉強】する前に【テスト】をするとどうなるか?

    • 実験: 24人の英語話者、平均年齢26歳、バスク語を「勉強のみ」「記述テスト→勉強」「選択テスト→勉強」
    • 結果: 記述テスト勉強(91)>選択テスト勉強(88)>勉強(86)
      統計的な有意性はあるものの、効果の差はあまりない。かつ、時間で割り算すると学習効率は勉強のみのほうがいい。

     

    ★知識の整理★

    • 【勉強】をする前に【テスト】をすることで、効果は出るが、大きな差ではない。
    • 【テスト】は選択式よりも記述式のほうが、効果は高いが、統計的に有意とまで言えるかどうか微妙な差である。
    • 【テスト】には学習時間がかかるため、効率という面では、【勉強】する前に【テスト】をすることの効率は悪い。
      • そりゃそうでしょ、という結果ですね。全く何も知らない状態でテストを受けるのは意味がないですから。意味があるとすれば、今まで習った内容の積み重ねで解けるような問題の場合だけで、暗記系の教科では全く意味がないですね。なので、上記の通り、「講義→テスト→間違いの復習→テスト→間違いの復習→・・・」は黄金パターンだと思います。

     


     

    中田2015実験 ・・・ 間隔の有無により学習効率どうなるか

    • 実験: 日本の大学生128人、20の英単語、テスト後のFBあり
      無間隔(勉強・テスト・勉強・テスト・勉強・テスト・勉強)と6分間隔(勉強・間隔・テスト・勉強・・・勉強)で比較
    • 結果: 無間隔>>6分間隔、ただし、1週間後のテストは、無間隔<6分間隔
      ここの間隔は、何をしていてもOK(リラックスしていてもいいし、他のことを忙しくしていてもいい)

    中田&鈴木2018実験 ・・・ 間隔が長いか短いで学習効率はどうなるのか

    • 実験: 日本人の大学生133人、48個の英単語
      1分間隔(勉強・1分・テスト・勉強・・・勉強)と6分間隔(勉強・6分・テスト・勉強・・・勉強)
    • 結果: 学習フェーズでは、1分間隔>>6分間隔だが、1週間後では1分間隔<6分間隔であり、学習にかける時間もほぼ変わらず

     

    ★知識の整理★

    • 短い間隔(無間隔)で学習をすることは、新しい知識を獲得するのには有効
    • ただし、短い間隔(無間隔)で学習したものは、忘却率も高く、時間を置くて非効率であることが判明
      • これは、うすうすは分かっていたものの、すごい発見。一夜漬け(無間隔で1回ぽっきりモデル)をしても中長期的には意味がないということの根拠になるから。目の前の試験をクリアするためだけに勉強するのか、将来の試験や自分自身のために勉強するのかをよく考えないといけないと思いました。反省。

     

    ついでに、もう1つ参考となる実験がありました。1分とか6分じゃなくて、もっと長い間隔の場合にどうなるのかという実験です。

    バーリック1993実験 ・・・ 長いスパンでの学習効率はどうなっているのか

    • 実験: 博士の家族4人(英語のネイティブスピーカー)、フランス語もしくはドイツ語の単語300語
      14日間隔、28日間隔、56日間隔でセッション(ほぼカーピキーの弱点勉強弱点テストモデル)実施
    • 結果:
      直後→14日間隔>28日間隔>56日間隔、学習効率についても同様
      1年後→56日間隔>28日間隔>14日間隔、学習効率はどれもほぼ同じ効率
      5年後→56日間隔>28日間隔>14日間隔、学習効率についても同様(逆転)
    • 考察:間隔が長くなっても、「中田&鈴木2018実験」と同じということ。
      • この実験、何が驚きって、こんな実験を家族でやったということですね。博士はいいですけど、家族のほうはたまったもんじゃないです。でも、この結果は、すごく役に立つと思います。
      • でも、どうして、脳がこういう動きをするのかは謎ですね。短期的に何度も起きることは突発性の出来事のことが多いのに対して、長期的に起きることは未来永劫起き続けることという可能性が高いので、後者のほうを重要視するように遺伝子に組み込まれているんでしょうか。大昔のことを覚えていることが、生存競争に勝つために都合が良かったというのはあり得る話です。文字ができる以前の話になりますが。

    ★知識の整理★

    • 定着しにくい知識と、定着しやすい知識があるという仮説。
    • 定着しにくい知識を覚えようとすることは、非効率であり、弱点のみ勉強するという方式は、定着しにくい知識のみ覚えようとしているので、非効率という結果になるのではないか。
      • ということは、難しい問題を何度も解いても意味がない、ということなのか。簡単な問題を繰り返して解くことが効率的なのか。効率的だから、それで良いのかというわけではないでしょうし、なんか釈然としない感じが残ります。

     


     

    コーネル2015実験・・・自分で答えを思い出したときと、思い出せなかったときの差異

    • 背景:【テスト】で正答を【思い出す】行為のモデルを以下のように定義
      →脳内を「探す」+脳から「取り出す」

      • カーピキー2008実験の【テスト】 探索○、取り出し○
        ポッツ実験の【テスト】 探索○、取り出し× ※初めて見た問題に対する解答を取り出すことは不可能だから。
      • 【テスト】のとき、正解した場合は、取り出すことができたと解釈し、不正解の場合は、他者から教えてもらったので、取り出すことができなかったと解釈する。
    • 実験1:アマゾン・メカニカルダルクで集められた20人、オンライン実施、英単語のペアを覚える。「書き写し」「書き写し」VS「書き写し」「歯抜け埋め」
      →「書き写し」は【勉強】、「歯抜け埋め」は【テスト】という位置づけ
    • 結果:
      学習フェーズの正解率→書き写し(98)≒歯抜け埋め(95)
      計測テストの正解率→書き写し(43)<歯抜け埋め(61)
    • 実験3a:
      「書き写し」「思い出し」「書き写し」VS「書き写し」「思い出し」「歯抜け埋め」
    • 結果:
      「思い出し」期間中は同じ(31)
      学習フェーズの正解率→書き写し(98)≒歯抜け埋め(95)以下は、「思い出し」で思い出せなかったものについて、
      計測テストの正解率→思い出せなかったものの書き写し(38)≒思い出せなかったものの歯抜け埋め(35)
    • 考察:論文タイトルの通り、「思い出そうとすることには学習効果があるが、実際に思い出せたかどうかは学習効果には関係ない 」ということ

     

    ★知識の整理★

    • 一定のラインを超えると思い出すことができ、超えないと思い出すことができないという【想起度】という概念を考えてみると、知識を以下のように分類できる。
      • 【未知】知識・・・知らない、習っていない知識、【想起度】ゼロ
      • 【不出】知識・・・習ったが、【想起度】が低く、思い出せない知識
      • 【可出】知識・・・【想起度】が十分に高く、思い出せる知識
    • 考察:
      • 【未知】知識に対する【テスト】+【フィードバック】は効率が悪い
      • 【不出】知識に対する【テスト】+【フィードバック】は効率が良い(コーネル2015で、カーピキー2008と同等だから)
      • 【可出】知識に対する【テスト】は効率が良い(カーピキー2008)

     

      • すごく、ざっくり言っちゃうと、できないことは【勉強】で、できることは【テスト】でということですね。これは、納得感あります。そもそもの話で言うと、できないことをできるためにすることを【勉強】と呼び、できることを確認することを【テスト】と呼んでいるとすら思います。
      • そういう意味だと、できない子どもにこそ、塾に通わせるべきなのかもしれません。

     


     

    コーネル2009実験・・・覚える知識が複雑になった場合の扱い

    • 実験: アメリカの学生25人、質問文とその答えのペア(フィクションとノンフィクションの2種類がある)
      「【テスト】(質問のみ)+【勉強】(質問+答え)」VS「【勉強】(質問+答え)」
    • 結果:
      • ノンフィクションのとき、
        学習効果→「テスト勉強」(82)≒「勉強のみ」(77)
        学習効率→「テスト勉強」(41)<<「勉強のみ」(100)
      • フィクション
        学習効果→「テスト勉強」(41)>「勉強のみ」(31)
        学習効率→「テスト勉強」(51)<<「勉強のみ」(100)
    • 考察:
      【未知】の知識のテストは非効率、ポッツ実験と同様
      そして、学習の対象が単語じゃなくて、より複雑な文章問題であっても、同じ結果となり、単語での結果が、他の問題形式でも同じ結果になった。つまり、単語での学習の実験結果をその他の領域に応用できるということである。

     

    カーピキー2011A実験・・・単語テストの結果とより高度なテストとの差異

    • 実験: パデュー大学の学生80人、ラッコに関する科学の文章
      「勉強1回」VS「(勉強+間隔)×4回」VS「勉強+コンセプトマップ」VS「(勉強+思い出し)×2回」
    • 結果1:
      学習効果(1週間後の計測テスト)→「思い出し」(66)>「4回勉強」(46)≒「コンセプトマップ」(42)>「1回勉強」(27)
      学習効率→「1回勉強」(235)>>「4回勉強」(100)≒「思い出し」(96)>「コンセプトマップ」(61)
    • 結果2:
      計測テストを単純な問題ではなく、知識を活用し、思考を組み立てられるかの【理解推論】テストにした場合
      学習効果→「思い出し」(69)>「4回勉強」(57)≒「コンセプトマップ」(55)>「1回勉強」(28)
      学習効率→「1回勉強」(195)>>「4回勉強」(100)>「思い出し」(81)>「コンセプトマップ」(64)
    • 考察
      【理解推論】テストの場合、「4回勉強」「コンセプトマップ」の結果が若干良くなっているものの、傾向としては単純なテストと同様
      学習効率という点においては、「1回勉強」が最も効率的だが、試験のように学習効率ではなく、学習効果を求める場合もあるので、「4回勉強」という手段もあながち間違っているわけではない

     


     

    ★知識の整理★

    [学習効率についての比較表]

     【勉強】のみ   【テスト】のみ   【テスト】+【勉強】
    【可出】 ×
    カーピキー2008

    カーピキー2008
    コーネル2015 

    【勉強】部分が非効率
    【不出】
    カーピキー2008
    カーピキー2011A
    ×
    正解がわからないから
    【未知】同様と推定

    カーピキー2008
    コーネル2015
    【未知】
    カーピキー2011A
    ×
    ポッツ

    【テスト】部分が非効率
    • 【不出】の「◎+×=◎」となるのが、理論的に納得感がないものの、【テスト】+【勉強】には、相互作用が働き、その作用は【不出】のときに大きく、それ以外では無視できるほど小さいという考え方
    • 最強の学習方法は、
      【未知】が多い最初の段階では、【勉強】のみ
      【未知】【不出】【可出】が混在している段階になったら、【テスト】+【勉強】
      【可出】が大半を占めた段階では、【テスト】のみ
      というのが、最も効率的
      • 最強の学習方法については、同意です。っていうか、ある意味、あたりまえのやり方じゃないかな、と思います。塾のカリキュラムもそうなっていますよ。
      • ただし、この相互作用の考え方は、なんとなく、賛同できかねますね。なぜなら、美しくないから。【不出】の【テスト】+【勉強】は△であって欲しいです。そうすると、【可出】【不出】【未知】の3分類じゃなくて【可出】【不可出】の2分類になってすっきりするんですけど。もし、【不出】と【未知】の2つに差があるのであれば、【不出】の場合、脳細胞の中に、データは格納されているけれども、インデックスが貼られていない状態ということなんでしょうが、そうすると、脳は無限のキャパシティが必要であり、さすがに無理がある気がします。どこかで、データそのものを消すという行為をしているはずで、それまでの間、一時領域に溜めているというのが自然な気がします。一時領域のうち重要なもの、反復されるものが定着され【可出】になるというモデルです。なので、頭が良いと言われる人は、一時領域が大きい人か、データの消し方が上手な人なんじゃないかな、と思っています。
      • もう少し、脱線すると、【不出】知識の特徴って、ああ、あそこで間違えたんだけど、思い出せない、先生の表情まで覚えているのにぃ~、っていう感じの知識の周辺情報だけ覚えているという状態なんじゃないでしょうか。つまり、状況や感情などの周辺情報のほうが人間は記憶しやすくて、そこに結びついているかどうかが【不出】のポイントじゃないかと思っています。つまり、実際には何回も習っていても、周辺情報を覚えていないものは、【未知】と同じ動きをするんじゃないかな。データが完全に消えているので。

     

    [学習効率モデル]

    • 【想起度】(=「思い出しやすさ」)・・・学習した分だけ【想起度】は増える、時間が経過した分だけ【想起度】は減る
      →【可出】と【不出】の割合で、【勉強】や【テスト】による学習効率が変化
      →【想起度】が高くなると、その後の学習効率は以下の理由で頭打ち:【可出】の割合が大きいことによる学習効率低下+【天井】に近いことによる学習効率低下
      →【想起度】が著しく上昇するケースとしては、【不出】語の割合が大きい、もしくは、相互作用の効果が加算
    • 【耐忘度】(=「忘れにくさ」)・・・【想起度】の上昇に伴い【耐忘度】も上昇するが、【想起度】が下がっても【耐忘度】は減少しない
      • 確かにモデルだから、事象をうまく説明できれば、それで良いのかもしれないけど、何となく納得感がないです。納得しにくい理由は、【耐忘度】というものが直感的にわかりにくいうえ、【耐忘度】がほとんど減少しないからです。「忘れにくさ」は上がる一方なのか、というとなんか違うような気がする・・・
      • と思ったけど、よくよく考えたら、【耐忘度】という表現が悪いだけで、脳への【累積刺激量】と考えれば、しっくりきます。【累積刺激量】が大きければ、脳内でシナプスが結合する確率が高くなり、長期記憶として定着しそう。そして、【可出】の知識よりも、【不出】の知識を学習したときのほうが、脳は刺激されそうです
    • 【耐忘度】を上げるのが学習効率を高める最良手段であり、【想起度】の上下に一喜一憂するのは効率的ではない
      →結論としては、学習効率=【耐忘度】の増分/学習時間ということ
      • これが、結論かぁ。【耐忘度】が【想起度】の上昇に影響されて上がるというメカニズムがやっぱり、しっくりこないです。
      • この結論から、できるだけ忘れた状態(=【想起度】が低く、大きく上昇する余地がある状態)で、再度、学習するのが効率的ってことになります。ドモホルンリンクルじゃないけど、忘れるまでじっと何もしないのが、学習効率を高めるコツ、みたいな。
      • でも、これは大問題です。なぜなら、多くの場合、学習のゴールには期限があるからです。学習効率が最大になるように、間隔を十分にあけていたら、試験日には間に合わない、ってことになってしまいますから!
      • とすると、一発長打(=【想起度】が低くなるまで待って、一気に【耐忘度】の値を高める)を狙う戦略よりも、単打(=【想起度】が低くなるのを待たずに、小刻みに【耐忘度】を上げる)でつなぐ戦略のほうが現実的な可能性もあると思いますが、どうでしょう。
      • 受験勉強は学習効率じゃなくて、学習効果ですから。学習効率の高い方法を実施するには、一定の待ち時間が必要だということだと使えないです。そもそも、効率の定義に、この待ち時間を学習効率の分母に算入したら、学習効率の結果も全然違うものになります。

     

    [学習効率の表のブラッシュアップ]

    • 【耐忘度】をベースに知識を3つに分類してみると、
      • 【未知】知識=まだ学習していない知識。【耐忘度】はゼロ。
      • 【易忘】知識=学習して、ある程度の【耐忘度】はあるが、まだまだ【耐忘度】を上げる余地のある知識。
      • 【難忘】知識=【耐忘度】が十分に高く、それ以上学習しても、【耐忘度】をそれ以上上げる余地が少ない知識。
    • 【想起度】をベースに知識を3つに分類してみると、
      • 【未知】知識=まだ学習していない知識。【想起度】はゼロ。
      • 【不出】知識=学習したが、【想起ライン】を超えず、思い出せない知識。
      • 【可出】知識=学習し、【想起ライン】を超えていて、思い出せる知識。
    • 【想起度】×【耐忘度】での3×3のマトリックスを考え、あり得ないもの(例えば、【想起度】がゼロなのに【耐忘度】が高い、など)を除くと、知識は以下の4つの分類される。
      →【未知×未知】【不出×易忘】【可出×易忘】【可出×難忘】
    • これらの分類を先ほどの表に追加すると、以下の通り。
     【勉強】のみ   【テスト】のみ   【テスト】+【勉強】
    【可出】
    【難忘】
    × × ×
    【可出】
    【易忘】
    ×  
    【不出】
    【易忘】
    ×
    【未知】 ×
    • オーバーラーニング効果は、【可出×易忘】の知識に対して、何度も反復することで、【難忘】の知識に対して、何度も反復しても意味がない、ということ
      • これは、その通りです。現実を考えればわかります。例えば、大学生になって、1桁の四則演算を練習して、何か意味があるかということですから。ただし、計算のスピードを鍛えるとか別目的はあるかもしれません。
      • 【不出】と【可出】は、外から見えるので、判別が簡単なのですが、【難忘】と【易忘】は判別しにくいので、すでに【難忘】になっているか知識を学習から外すという行為の見極めが重要ですね。そして、学習を効率良くやるためには、できるだけ早くに【難忘】にステージアップして、学習の対象から外してやるということのような気がします。
      • が、ここで、【間隔】を空けることによる効率UPがジレンマとして存在しますね。悩ましい。

     


     

    ここまでのまとめ

    [2巻までに出てきた実験と超ざっくり結論一覧]

    #諸条件がそれぞれあるものの、わかりやすくするために、敢えて詳細は抜いています。

    • カーピキー2008実験→【テスト】と【勉強】では【テスト】が効率的
    • ポッツ実験(2014)→【勉強】する前の【テスト】は効果なし、【選択テスト】と【記述テスト】の差は大きくはない
    • 中田2015実験→学習に【間隔】があったほうが効率的
    • 中田&鈴木2018実験→学習の【間隔】は長いほうが効率的
    • バーリック1993実験→年単位の長いスパンでも、学習の【間隔】は長いほうが効率的
    • コーネル2015実験→【思い出そう】という行為が学習には有効で、実際に思い出せたかどうかは関係ない
    • コーネル2009実験→より複雑な学習対象でも、単純な学習とほぼ同じ結果
    • カーピキー2011A実験→より複雑なテスト形式でも、単純なテスト形式とほぼ同じ結果

    参考までに、これを年代順にソートすると、

    • バーリック1993実験→年単位の長いスパンでも、学習の【間隔】は長いほうが効率的
    • カーピキー2008実験→【テスト】と【勉強】では【テスト】が効率的
    • コーネル2009実験→より複雑な学習対象でも、単純な学習とほぼ同じ結果
    • カーピキー2011A実験→より複雑なテスト形式でも、単純なテスト形式とほぼ同じ結果
    • ポッツ実験(2014)→【勉強】する前の【テスト】は効果なし、【選択テスト】と【記述テスト】の差は大きくはない
    • コーネル2015実験→【思い出そう】という行為が学習には有効で、実際に思い出せたかどうかは関係ない
    • 中田2015実験→学習に【間隔】があったほうが効率的
    • 中田&鈴木2018実験→学習の【間隔】は長いほうが効率的
      • バーリック博士が、なぜ、この実験をしたのか、背景が知りたいところです。すごい先見の明があったような気がします。
      • 【間隔】については、結構、最近になって焦点が当てられたということですね。

     

    [ここまでの感想]

      • これらの実験結果からすると、しっくりは来ないものの、【想起度】【耐忘度】のモデル、そして、【未知】【不出】【可出易忘】【難忘】という知識の分類は、矛盾なく説明できているように思います。
      • しっくりこない理由は、【想起度】【耐忘度】が説明するためだけの概念としか思えないからです。
      • 【想起度】に合わせて【耐忘度】が上がり、【耐忘度】は【想起度】より下がりにくいというのが、なんとも、しっくりこないんですよね。
      • 同じ理屈で、【テスト】と【勉強】に【相互作用】があるというのも、結果から作った感が満載で、納得感がありません。
      • 【想起度】【耐忘度】の概念はさておき、長い【間隔】で起きることを覚えておくことが、人類が生存競争で生き残るうえで有利だったというのは、その通りだと思います。
      • まあ、モデルというのは、すべてのファクトを論理的な矛盾なしに説明できれば良いということでしょうから、いったんは受け入れます。
      • いったん、モデルを受け入れたうえで、知りたいことは、【想起度】【耐忘度】の上昇や下降の仕方や、お互いの関係性の変数は、学習対象や学習方法によって異なるはずで、何がどう違うのかということです。【想起耐忘係数】が高い(=【耐忘度】を獲得しやすい)知識と【想起耐忘係数】が低い(=【耐忘度】を獲得しにくい)知識とでは、学習方法を変えるべきな気がしているので、気になります。ざっくり言うと、3文字の英単語を覚えるときの学習方法と、10文字以上の英語の学術用語を覚えるときの学習方法、同じでいいんだっけ、ということです。
      • それと、もう1つは、上にも書いている、一発長打(=【想起度】が低くなるまで待って、一気に【耐忘度】の値を高める)を狙う戦略よりも、単打(=【想起度】が低くなるのを待たずに、小刻みに【耐忘度】を上げる)でつなぐ戦略、ゴールに期限がある場合、どちらを選択しべきなのかということです。これは受験生にとって悩ましいはずです。
      • ちなみに、前者の【想起度】【耐忘度】については、脳への【累積刺激量】が【耐忘度】を上げるという仮説を考えています。たとえば、忘れたことを再度習うと、「あっ、忘れていた、やべえ」という意識が働き、ただ学習するよりも、脳がより刺激され、脳細胞のどこかに爪痕を残せるので、より忘れにくくなるのでは、という考え方です。
      • だから、記憶力の良い人は、学習対象そのものを覚えられる人というよりも、学習対象の周辺の事象(場合によっては、そのときの感情とか、そのときのシチュエーションとか、前後で起きたこととかも含む)をセットで脳にインプットできる人なんじゃないかな、と思います。例えてみると、【想起度】は学習対象を記憶する脳の領域の個人戦で、【耐忘度】は学習対象を記憶する脳の領域以外を含めた団体戦、という考え方です。脳のチームワークがある人が、記憶力がある人だし、なるべくチームで戦うことが、中長期的な脳の正しい使い方だと思いますが、どうでしょう???

     


     

    第3巻以降につづく

     

  • 長男のZ会の模試の結果が返ってきました。うーん、イマイチ。Z会の母集団がわからないので何とも言えませんが、もう少しできるかと思っていました。

    長男のZ会の模試の結果が返ってきました。うーん、イマイチ。Z会の母集団がわからないので何とも言えませんが、もう少しできるかと思っていました。

    中学受験組だから、もっと良い結果を期待していたんですけどねぇ。

    この時期の模試で一喜一憂するのはバカらしいし、それよりも、提出物とかちゃんと出して内申点を取りに行け、という話ではありますが、やっぱり、がっかりです。

    数学は予想通り、良かったですし、英語は予想通り、それほどでもなかったのですが、国語がもうちょっと何とかならなかったのかな、という感じでした。

    まあ、気長に、スイッチが入るのを待ってみます。

  • 長男の通知表が来ました。うーん、定期テストの点数と比べると、若干悪い気がします。ということは、授業態度なのかなぁ。

    長男の通知表が来ました。うーん、定期テストの点数と比べると、若干悪い気がします。ということは、授業態度なのかなぁ。

    きっと後ろ向いて、しゃべったりしているんだろうなぁ。内申を取りにくいタイプ。

    私のDNAが入っていて、行儀よく真面目なんてあり得ないので、仕方ないです。ごめんなさい。

    テストのほうが良いからいう訳ではないけど、わかりにくいし、恣意的にならざるを得ないので、テストの結果をそのまま反映して欲しいものです。

    http://konchan.net/x/archives/42601

    ま、まだ、はじめの一歩ですから。これから、これから。

    でも、都立は向いていないかもしれません。とほほ。

  • 長女の通知表。まずまずの成績だと思うのですが、教科がよくわからないのと、大学受験につながるのかというところがさっぱりわかりません。

    長女の通知表。まずまずの成績だと思うのですが、教科がよくわからないのと、大学受験につながるのかというところがさっぱりわかりません。

    経験則で言うと、大学受験とは別物の気がします。

    なので、早く模試を受けて、現時点のポジションを知りたいと思うんですけど、なかなか本人は受けに行こうとしません。

  • 長男の期末テストの結果が出ました。悪くはないです。予想通り、実技系の4教科が足を引っ張っています。でも、もう少し突き抜けて欲しかったという気持ちもあります。

    長男の期末テストの結果が出ました。悪くはないです。予想通り、実技系の4教科が足を引っ張っています。でも、もう少し突き抜けて欲しかったという気持ちもあります。

    まあ、満足はしているんですけど、欲を言えばキリがないもので。

    彼なりに計画を立てて、それなりに勉強したからいいんじゃないですかね、今の時点では。高校受験まで、時間もまだあるし。

    中学受験をしたので、もっと突き抜けてもいいんじゃないかとも思いますが、他にもそういう子はいるわけで、唯一じゃないですから。

    気持ちとしては、主要5教科は平均5点UP、実技4教科は平均10点UPだと、最高ですね。いや、これはさすがに不可能に近い目標か。

    とにかく、2学期が楽しみです。

  • 桜蔭で生徒が転落死したらしいです。事故にしろ、自殺にしろ、本人および家族が可哀想であることには変わりないのですが、いまここにある校舎で人が亡くなったと思うと、在校生のケアも大切だと思います。

    桜蔭で生徒が転落死したらしいです。事故にしろ、自殺にしろ、本人および家族が可哀想であることには変わりないのですが、いまここにある校舎で人が亡くなったと思うと、在校生のケアも大切だと思います。

    これ、キツイですね。

    転落したのが、自分の友だちじゃなくても、学校で、そういうことがあったら、なんかイヤですもん。

     

    7日午前8時15分ごろ、東京都文京区にある中高一貫の私立女子校「桜蔭学園」で、職員から「女子生徒が落ちた」と110番通報があった。駆け付けた警視庁本富士署員らが、同校の10代の女子生徒が校舎に隣接するマンション敷地内のアスファルトの上で、あおむけに倒れているのを発見。病院に搬送されたが、頭などを強く打っており、まもなく死亡が確認された。同署は事故か自殺の可能性があるとみて調べている。

    同署によると、女子生徒は校舎5階の生物室の窓から地面に転落したとみられる。窓枠付近に女子生徒のものとみられる足を掛けた跡があった。転落防止用の手すりはついていなかったという。争った形跡はなく、遺書などは見つかっていない。

    当時は授業開始前で、生物室にほかの生徒はいなかったとみられる。

    学校側は詳細について「お答えできない」としている。

    https://www.sankei.com/article/20210707-CF3TLOS4EBJ5ZBXCC2R2YQPNWM/

     

    俺たちのインターエデュも炎上中です。

    もはや、情報が欲しいのではなく、この不毛なやりとりを味わいたい気持ちになってきました。

    https://www.inter-edu.com/forum/read.php?463,6405654

    桜蔭で七夕に起きた飛び降り自殺。ご冥福をお祈りします。桜蔭受験検討のご家庭は、検討材料が必要ですが関連するスレや書き込みは全て消去されてしまったので、改めて立てました。自殺の原因は?七夕当日には期末試験が取りやめにならずに実施されたそうですが、以降も予定通り実施されたのでしょうか。学校から生徒やご家庭への説明内容は?ご存知の方は教えて頂ければ幸いです。学校は語らないと公言してますので。

  • 長男とアルゴ。久しぶりで、懐かしさで胸いっぱいでした。意外に長男のヨミが浅いので、勝ち越せました。

    長男とアルゴ。久しぶりで、懐かしさで胸いっぱいでした。意外に長男のヨミが浅いので、勝ち越せました。

    頭を使うので、いいゲームだと思います。小さい子がいるなら、ぜひ買いましょう。

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  • Z会のサイトのパスワードを忘れてしまって、それを回復するのが超わかりにくい。登録されているアドレスにワンタイムのURLを送ってくれればいいだけなのに。

    Z会のサイトのパスワードを忘れてしまって、それを回復するのが超わかりにくい。登録されているアドレスにワンタイムのURLを送ってくれればいいだけなのに。

    あらゆる情報を入れさせて、一致しないとダメなしくみ。

    メールアドレスとか、電話番号とか、複数あるので、どれで登録したのか覚えていないです。組み合わせが何通りもあるので、何回か試すと、ロックされて、パスワードの再設定も一定期間できない。

    あー、使いにくい。

    ほんと、クソサイトだな、とお怒り中です。

  • 子育ての大誤解、タイトルが悪いですね。子育ての本じゃないです。人間がどういうふうに文化を受け継いでいるかという本です。

    子育ての大誤解、タイトルが悪いですね。子育ての本じゃないです。人間がどういうふうに文化を受け継いでいるかという本です。

    タイトルからすると、子育てのやり方が間違っているよ、と指摘してくれる本かと思いますが、中身は違います。

    どちらかというと、「社会化」される人間というテーマだと思います。

     

    私なりの解釈は以下の通りです。

    人間は、自分と近いものと同化する「社会化」という能力を持っていて、例えば、家庭という社会では、第一子は第一子の役割を、末っ子は末っ子の役割を果たすようになるが、学校という社会では、別の役割を果たすそうです。

    この「社会化」という能力で、人間は自分の味方と敵とを区別して、敵に対しては超攻撃的になる、歴史的には、ライバルを殲滅してきた。つまり、「社会化」の能力は人間の武器であるということで、置かれた環境に適合して、味方で結束することで、生き抜いてきた。そして、この能力は遺伝子に組み込まれているということです。

    そういう意味だと、いじめとか差別って、遺伝子に組み込まれているから、完全になくすことは難しくて、どちらかというと、いじめや差別の被害者をどう救うかということを考えたほうが良さそうです。

    子育てについては、親がどんなに頑張って、家庭という「社会」での影響力は大きくなくて、学校などの別の「社会」で子どもたちは多くのことを学ぶということです。なので、親に関しては、遺伝と環境なら遺伝のほうが子どもに対する影響は大きく、親が整えてあげられるのは、学校などの別の「社会」を選択してあげられることぐらいでしょうか。

    だとすると、中学受験が過熱するのは、それなりに効果が見込めるのかもしれません。将来の大学や就職の特急券というような不純な動機ではなく、良い環境を与えたいということであればの話ですが。ただ、ひどく悪影響を与えるような生徒や先生がいる環境でなければ、一定レベルの均一な生徒がいいのか、多様性を良しとするのかは、好みの問題かな、と思います。

    あと、「社会化」という観点では、小学校時代はお山の大将で、学校一の神童であっても、神童が集まる環境だと、できない役割を演じることになってしまう子どももいるので、ドーピングしまくって中学受験を乗り切るのは反対ですね。できないキャラになっちゃって、努力をやめてしまいがちなので。

    それはそうと、この「社会化」の能力、人類が生き抜いてきた原動力となる資質、これに対しての洞察は重要ですね。チームビルディングの基本ですから。健全な仮想敵を作ること、カルトに陥らないことを考えながら、オペレーションしていくんでしょうね。

     

     

    親が愛情をかければ良い子が育ち、育て方を間違えれば子どもは道を踏み外す――この「子育て神話」は、学者たちのずさんで恣意的な学説から生まれたまったくのデタラメだった! 双子を対象にした統計データからニューギニアに生きる部族の記録まで多様な調査を総動員して、子どもの性格と将来を決定づける真の要因に迫る。センセーショナルな主張が物議を醸す一方、子育てに励む人々を重圧から解放してきた革命的育児論。

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    「そんな子に育てた覚えはない」――そんなの、当たり前。
    ・愛情をこめて抱きしめると、優しい子どもになる→間違い。
    ・寝る前に本を読み聞かせると、子どもは勉強好きになる→間違い。
    ・離婚は子どもの学業成績を低下させる→間違い。
    ・体罰は子どもを攻撃的な性格にする→間違い。

    「子育て神話」を葬り去る、革命の書
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    親はほとんどなすすべがない。
    なぜなら人間は元々、進化の過程でそのようにプログラムされているのだから――
    行動遺伝学や進化心理学の研究成果に裏づけられた「集団社会化説」が、根拠なき教育論に終止符を打つ。新たなまえがきが付され、全篇に加筆修正が施された新版。

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    【参考となるレビュアーによるレビュー】

    1.子供が大人になった時どのような性格になるかを決める主要因は親の教育ではなく、子供の生物学的要素=遺伝的要因と子供時代の子供集団の中で彼らがどのように社会化されるかである。

    2.遺伝的要因を除くとして、わが子を良い子にしたければ可能な限り治安も品行も良い地域で子育てをするべきである。経済力があれば、子供を有名私学に通わせるのも良い方法だ。引越しは子供を非行やいじめから守るために有効だが、問題のない子にとっては集団への適応をやり直さねばならないハンディキャップを与えるので慎重に検討すべきである。離婚そのものは、子供にとって愉快ではないが良い子になるかどうかとはほとんど関係ない。しかし離婚したシングルマザーの貧困率の高さは、子供の育ち方に大きく影響している。

    3.親の育て方が良いために子供も良く育つことを多くの心理学者は統計的に示しながら主張するが、それは行き過ぎである。そうした研究が示すのは良い育て方した親と良く育った子供のサンプル数の間に統計的相関があるに過ぎない。同じ統計処理の結果から良い子だから寛大で理解ある親でいることが出来たという主張も可能だが、大多数の心理学者はそうしない。統計的相関を原因と結果へと拡大解釈する心理学研究が多すぎ、マスメディアがこの誤った解釈を世間に広め、しばしば政治がそれを後押しする。これが現代の「子育て神話」生成メカニズムである。

    4.遺伝的要因ま考慮した研究によると、親の育て方と子供の育ち方には有意な相関はほとんどなくなり、むしろ遺伝的要因が無視できない。

    5.「難しい」=活発で衝動的、攻撃的で飽きやすく、他人の気持ちに鈍感な性格(サイコパス?)には遺伝的要素が含まれることが明らかになっている。これにより、「難しい」親から「難しい」子が生まれやすいことも結論される。しかし「難しい」人々も知能指数が高かったり、混乱の時代に生まれるということにより優れたリーダーとなり得る。おそらくこうした理由によって、そのような性格は進化の過程で保存されてきたのではないか。

    6.親にできることは衣食住の安定供給および環境の準備である。これらは子供の性格形成にあまり関係ないかもしれないが、大人になった時の健康や職業的成功には大きく影響する。治安の良く教育水準の高い地域に住むだけでなく、子供にスポーツや音楽を学ぶ機会を与えることも有効である。その機会を活かすことができるかどうかは主に子供自身の努力と素質によるが、機会がなければ成功もない。

    7.子供は同じ親から生まれても一人一人違う。よって子育てにマニュアルはない。よくある子育て本の成功例は子供自身の遺伝的要因をほぼ無視しているので真に受けるべきではない。進化の結果、われわれには子育てを楽しく感じる感受性が備わっている。マニュアルや子育て成功例にしたがって義務をこなすのではなく、子育てを楽しむべきだ。

  • 友人から教えてもらった学ぶ楽しさを感じるパズル。パズル好きなんで、子どもが小さければ試してみたかったですね。

    友人から教えてもらった学ぶ楽しさを感じるパズル。パズル好きなんで、子どもが小さければ試してみたかったですね。

    中学受験にも役に立ちそうです。

    そして、下の方に、「定年退職後に算数教室を開く」という文字列が。フランチャイズ制なんですね。いやあ、それも気になります。

     

    http://logicojapan.com/

    1.考えることが、どんどん楽しくなります
    ○教科書を超えて、考えることの楽しみを感じさせるような教材を提供しています。
    ○困難な問題を自力で解決することの成功体験を味わいます。

    2.幼児・低学年でしか育たない心と力を身につけさせます
    ○一生の土台を築く年齢だからこそ、確かな力・心を身につけることができます。
    ○低学年教育のエキスパートが、子どもを楽しませながら学ばせます。

    3.算数好きをもっと好きに
    ○難しいと感じない難しい問題に取り組むことで、無理なく試行錯誤の経験ができます。
    ○学校では磨かれにくい数学的センスを楽しい問題を通じて身につけさせます。

    4.論理思考能力・読解力を獲得させます
    ○論理的思考力を分析したカリキュラムによって、確実に自分のものとさせます。
    ○ひらめき・創造性の元となるような読解力を身につけさせます。

    5.「受験」で終わらない真の力をはぐくみます
    ○受験で役立つ・発揮される先にある子どもたちの生涯を支える力。
    ○多くの豊かな選択肢を持てるようにします。

     

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