- 2019/03/04
将棋と算数の相関関係ってあると思うけど、将棋をやれば算数ができるようになるかどうかは微妙です。
いろいろとネットで調べてみました。ほとんどが、将棋の強さと算数のデキに相関関係があることに肯定的です……
長女にはかわいそうだったかもしれませんが、連続して模試を受けてもらいました。現在地を把握するためです。
結果は、期待に反しているけど、予想通りで、いまいちでした。意外性はあまりなかったです。
点数をそのまま発表できるようなものではないので、2つの模試の偏差値を比較してみました。
ということになりました。日能研のほうが偏差値が高いということなので、母集団はSAPIXのほうがはるかに高いということになります。土日で飛躍的に賢くなったり、愚かになったりするとは思えないので。
母集団の差を9.5として、是正すると、
ということになります。是正後の数値で最大23.4のバラツキがあります。これはかなりの大きな差だと思うのですが、同じ人間がほぼ連続して受験して、これだけ変わるのはなぜでしょう。
以下の2つの仮説があります。
1つは問題の相性というのがあり、相性が合うときと合わないときとでは、かなりの差がでるという仮説です。実際に算数では数の性質が苦手な人と図形が苦手な人がいることからも、それなりに、説得力があると思います。
もう1つは問題のレベルというのがあり、日能研やSAPIXのメインターゲットが難関校を受験する子どもたちであり、その域に達していない子どもにとっては、実力差を発揮できるような問題になっていないんじゃないでしょうか。問題をみると、びっくりするぐらい難しいので、これも、十分にあり得ると思っています。
正確には両方ともが影響しているような気がします。
で、何なの?と言われると、結論は簡単で、「現在地を知るために模試をガンガン受けると言ったけど、それは撤回。この試験じゃ、うちの子の実力はわかりませんよ。ただ、試験に慣れるという目的で、しみじみ受けることにします。」ということと、「出題される問題によってバラツキがあるなら、志望校の傾向に合わせた勉強をできるだけ早いタイミングで始めます。」ということです。
志望校を云々言う実力じゃないのですが、憧れ校は本人的にあるようなので、そこの過去問等を見ることからスタートですね。
これだけ、いまいちな成績だと、あまりプレッシャーに感じないので、親も子もお互いにいいかもしれません。受かったら儲けもの的な感覚ですから。悩ましいのは、もともとは念頭においていなかった学校を受験させるか、そして、入学させるかということです。当初は、行きたいと言ったいくつかの学校以外はあり得ないと思っていましたが、長女が公立に行きたくないという強い希望があるので、微妙です。特に、重松清を読んで、揺らいでいます。
こんな偉そうなことを言っていますが、私自身も高3の秋の代ゼミの全国総合模試的なやつで、全教科で偏差値が約40と最悪な出来栄えでしたが、浪人はしたものの第1志望の大学に入れたので、まあ、やり方はあると思っています。言われてみれば、高3の2学期の成績はクラスでビリだったような気がするので、慶應に受かったギャルより凄い大逆転なのかもしれませんが、私自身に華がないのか、特にメディアでブレイクすることもなかったです。
実際は、このギャルには共感できません。ひがみから来るものかもしれませんが。
それより、その隣で見つけた、こちらのほうが気になります。さすがに偏差値30よりは良いですけど。