まだ幼くて、本気モードになっていない長男にとって、コロナによる学校の休校は、不利に働く気がしています。
みんなどうしているんだろう?
まとまった記事があったので、それをベースに戦略を考えてみました。
https://www.inter-edu.com/article/fj-examin/fj-examin_200422/
来年の入試はどうなるか
その流れの中で、校風や教育理念とお子さまとの相性はもちろん、登下校環境(ラッシュの有無)など、学校選びにおける「偏差値以外の尺度」が今以上に存在感をもつ状況になっていってほしいという期待もあります。しかし、その一方で、先日の2020年度の首都圏での入試において、私たちが目の当たりにしたのは、いわゆる「ある程度名が通っている学校」の倍率の激化でした。
中学受験人口の増加の根底にある「公教育への不安」が解消されたわけではありません。また、「ここまでがんばって受験勉強をしてきたのだから、少しでも(偏差値が)上の学校に通わせてあげたい」という感情も、それはそれでよく理解できるものです。
そのため、中学受験人口自体は減ったとしても、ひとまず「来年」の入試において、難関校はもちろん、いわゆる「ある程度名が通っている学校」の受験の厳しさが大きく緩和されることはないのではないか、というのが現時点での私の見通しです。
まあ、その通りだと思います。多少の倍率が下がることはあっても、大幅に入りやすくなるってことはないでしょうね。
春から初夏にかけての大方針
「どうしてもオンラインでは難しい」という状況で、「やらないよりはマシ」と考えて取り組む次善の策でしたら、ある意味、問題ありません。ただ、もし「なんとなく」そういった状態になってしまっているのであれば、今からでも塾のテキストや動画に向き合われることを強くオススメします。
6年生のこの時期は、多くの進学塾で、これまでのインプット主体の学習から、夏以降のアウトプット(演習)主体の授業に移り変わっている移行期と位置づけられています。もちろん、まだまだインプットに時間を割かねばならないお子さんも少なくありません。
いずれにせよ、塾のカリキュラムをこなすこと以上に優先順位の高い勉強はなかなか見当たらない時期です。まずは配信された動画や、電話やオンラインでの質問対応などをフルに使い倒して、テキストを消化していきましょう。
オンライン授業は、きっとあまり効果ないでしょう。結局のところ、本人がやるかやらないかだから。
http://konchan.net/x/archives/36351
http://konchan.net/x/archives/36290
そんな中で、スロースターターの長男がやる気を出すのを待っているとさすがに、即OUTですから、やるべきことは、ひたすら反復させることじゃないかと思います。
ということで、この機会に総まとめのメモリーチェックをやってみることにしました。まだ基礎ができていないので、少しフライング気味ではありますが、夏休みが短くなることも想定して、やりはじめました。間違いまくりですけど、後々、効いてくることを祈りながら。
http://konchan.net/x/archives/18923
どこまでやるか・どうやるか
算数
これは全科目に共通することでもありますが、「理解」を伴った勉強ができているかどうかでこの先の展開が大きく分かれます。国語
とにかく漢字と語句の学習の習慣だけは失わせないようにしましょう。漢字と語句の学習量は、そのままお子さまの語彙の量、すなわち読解問題の得点力に直結します。この二週間でこの習慣が失われているのであれば、できるだけ早めに取り戻しましょう。
ご家庭だけで読解問題にチャレンジされる際は、一度解いた後でもよいので、できる限り「音読」することをオススメします。お子さんが読むのでも、親御さんと交代で読んでいくのでも構いません。お子さんが読んでくれるのを横で聞いているだけでも、意味を理解できている言葉とそうでない言葉が驚くほど分かるものです。社会、理科(特に覚えるべき知識が多い単元)
まずは動画をしっかりと視聴し、テキストを消化することに挑戦してみましょう。保護者の方が使える時間も限られていることは承知していますが、多くの場合、「教えてあげる」よりも「一緒に学ぶ(この場合、一緒に動画を観る)」方が、より衝突せずに家庭学習を進めることが可能です。社会、理科(理解や計算の比重が大きい単元)
まずは塾が配信している動画をしっかりと視聴し、テキストをこなすことができれば大きな問題は生じません。ただ、こういった分野に関しては、お子さんが塾の動画になかなか集中できない場合、有料・無料を問わず、より楽しく視聴できるように編集された動画が出回り始めています。無料の動画コンテンツは、塾のカリキュラムのように体系立っていないことがほとんどですが、特定の単元に関して検索して使う分にはそれなりの効果を発揮しますので、利用してみる価値はあるかもしれません。
いろいろ書いているけど、結局、カリキュラムに沿ってやりなさい、ってことですかね。まあ、あたりまえ。あたりまえだからこそ、正しいとも言えます。
でも、カリキュラム通りやれ、というのは簡単なんで、私は前述の通り、通常よりも時間があることを利用して、カリキュラムにプラスして、メモリーチェックで、無理くり仕上げのフェーズを先にやるという戦略にしました。
吉と出るか、凶と出るかはわかりませんが、普通にカリキュラムをやるというのは、劣勢な状況下では、ありえない選択肢だと思いました。よくできてるお子さんなら、話は別でしょうが。
もっとも、ベネッセのカリキュラム自体のボリュームが少ないというのもあるのかもしれません。
長期戦のカギは保護者のストレスマネジメント
自由に外に出られないお子さまのストレスはもちろん大きいでしょう。でもそれ以上に、自分だけでなくお子さまの健康管理にも神経を尖らせていらっしゃる保護者の方のストレスたるや、尋常ではないかと思われます。
保護者の方のストレスは、遅かれ早かれ確実にお子さんに伝播します。ですから保護者の方のセルフケア、ストレスマネジメントも非常に大切になってきます。
まあ、その通りなんだけど、保護者がストレスっていうのは、どういうことなんだろう。
家に軟禁されるストレスは、子どもも保護者も同じでそれについてストレスを感じてイライラするというは同意なんですけど、なんか受験に絡めて、保護者がイライラするというのは不思議です。
どんだけ、お前がやる気になっているんだ、という話で、やるのは本人以外のナニモノでもないわけですし、コロナによる制限はみんな同じ条件だから、特別イライラするというのは、意味不明です。コロナと受験を関連付けてイライラする人は、どんな状況下でも、自分の思い通りにならないとイライラするんじゃないでしょうかね。
ということで、どうなることやら。悔いのない結果になるといいですね。