- 2022/12/17
成人って18歳からじゃないの?長女のiPhoneが壊れてApple Storeに行ったら、未成年なんで、親が手続きに来ないといけないらしい。バカなの?
なんか都合のいい時だけ大人だとか言って、結局、子ども扱いじゃん。こんな茶番をやっているから、やる気が……
「塾の功罪、塾だってビジネスですから」
http://konchan.net/x/archives/21292
塾って本当に必要ですか。塾に行かないと合格できないと思う理由はなぜでしょう。それは免罪符を買っているんですよ。
塾の効果測定:
まず、事実として塾の効果測定って難しいです。偏差値が伸びたら、その塾が良いというわけではないからです。
例えば、同じ塾内のテストで偏差値が上がった場合、その塾は果たして良い塾と考えていいでしょうか。偏差値は相対的な順位のようなものなので、母集団が同じならば、同じ量だけ偏差値が下がった生徒がいるということです。母集団が変わらない限り、その塾の平均偏差値は常に50で、塾に通っているという条件は同じなので、成績が上がった生徒と下がった生徒の差異を分析しないと全く意味ないということになります。
努力して得点力がUPしたとしても、周囲のライバルたちも同じように得点力がUPしたら、相対的な指標である偏差値は上がらないということになります。偏差値を上げるためには、周りよりも速いスピードで得点力をUPしないと意味がないわけです。つまり、成績が上がる生徒とそうでない生徒の差異を見つけて、差をつけるための対策を実施することが重要なわけです。
もし、成績に差がついた主な原因が、講師によるものだとしたら、どの講師に習うかを選択できないというシステムは、あり得ないですよね。極論をすると、お金を払って、成績を下げているようなものですから。
塾はオフィシャルには、講師によって成績は変わらないと言うでしょう。私も講師の授業の質によってそんなに成績が変わるとは思わないです。ということは、塾の成績を上げるという意味においての付加価値の源泉は講師にはないということになっちゃいます。
あるいは、成績が上がった生徒は、家庭教師をつけていた、ということだったりすると、成績を伸ばしたのは塾の力じゃなくて、家庭教師の力ですよね。そうなると、塾は何の役に立っているのかしら。塾=教材提供と思ってしまうのも仕方ない気がします。それにしては高すぎですけど。
先生曰く、 大量の宿題 と 復習テスト があり
そして、それをこなす子どもが自然に伸びていくのだそうです。
塾に通うとは・・・
一見、勉強を外注しているようですが・・・
結局、自宅学習に戻ってくるということ ?
これって、塾 ≒ 教材代?
じゃあ、塾をやめて、家庭教師や個別指導に一本化したら、いいんじゃないですかという極論も一理ありますし、条件が合えば、自宅学習というのもいいでしょう。
でも、みんな塾に通いますよね。・・・なぜ?
塾のビジネスモデル:
前述の通り、塾の効果測定は難しいです。とは言え、生徒は集めないと、倒産してしまいます。他塾よりも優れているところをアピールしなければなりません。
本当は、ウチの塾は平均で偏差値を10伸ばしました、と言えればいいんですけど、前述の通り、母集団が変わらない大手は無理です。 なぜなら、偏差値の平均は必ず50ですから。
例えば、自分が通っていない他塾の模試の偏差値が、自分が通っている塾の偏差値と比較して伸びるというのは、どうでしょう。「自塾の母集団の成長>他塾の母集団の成長」ということが推定できますから。でも、こんなアピールしても心に響かないですよね。日能研がサピックスオープンでの平均偏差値が52になりました、うちの塾のほうが優秀ですよ、などと言い出したら、滑稽で仕方ありません。私個人としては好感を持ちますけどね。
何か良い手段ないかなぁ〜
そこで、合格実績の出番です。
御三家〇〇名合格!
ちょっと待って。いろいろな疑問が。
・皆さんの子どもは御三家を受けますか?
…受けないなら、その実績、あまり関係ないですよね。甲子園に行きたいのに、サッカーの実績で高校を選ぶようなもんです。
・合格率はどのくらいですか?
…下手な鉄砲数射ちゃ当たるでは意味ないですよね。実質競争率が3倍の試験で、合格者100人で、受験者400人だとすると、あまり凄いとは思えません。
・合格者の入塾時の成績はどの程度ですか?
…もともとデキる子が受かるのは当たり前じゃないですか。塾の力でどれだけ成績を伸ばしたかを知りたいんですよね。
・進学実績はどのぐらいですか?
…同じ子が複数合格して実績数を伸ばしても意味がないですよね。
・他塾と併用率はどの程度ですか?
…講習だけ受けたら、実績に入るなんてナンセンスですよね。
などなど・・・。
自分の子どもの成績が伸びて、合格させるのが目的なのに、自分の子どもにとって何の付加価値もない数字に踊らされていいんですか?そんなバカなと思うかもしれません。でも、実際は、大半の親が踊らされてます。その証拠は大手塾の広告で、合格実績が載っていないことがないという事実です。これまでの経験から、合格実績が一番効果的ということを塾が学習しているからです。
超難関校の実績と親の不安を煽る宣伝は大手進学塾の常套手段です。それに乗せられる親が未成熟なだけです。2ちゃんねるの情報を鵜呑みにするのと同じぐらいリテラシーが不足していると言わざるを得ません。
今までの話を総合すると、塾は超難関校の合格実績を多く出すことで、それにつられて入塾する生徒が増えて安泰なんです。そして、合格実績を出すための最も重要な戦略は、塾で成績を上げるメソッドが確立されていない以上、デキの良い生徒を囲い込むことなんです。
したがって、悟られないようにではありますが、成績優秀な生徒には手厚いけど、そうでない生徒にはおざなりな対応になりがちな傾向になっているはずです。基本的には成績優秀なクラスにベテラン講師などのエース級がアサインされていることがほとんどだと思いますよ。調べてみてください。
でも、デキに関わらず、ほとんどの子どもが塾に通いますよね。・・・なぜ?
成績の伸びる子:
塾に通って、特別なことをせずに、黙っていても成績が伸びる子の特徴としては、もともと頭のいい子か、しっかり自宅で努力している子です。
中学受験ではないけれども、武田塾という塾が面白いことを言っています。(前述した私の考えと同じことも言っていますね。)
http://konchan.net/x/archives/16562
偏差値を伸ばそうと思って、塾や予備校に通おうと思っていませんか?
それはちょっと待ってください。
塾や予備校で授業を受けても偏差値は伸びません。
偏差値を伸ばそうと思って、塾・予備校選びはしないほうがいいです。その理由はみなさんが一番よく分かっているはずです。
…中略…
ものすごい時間を授業に費やしているのに偏差値が伸びない…。
当たり前です!
授業を受けただけで偏差値が上がるなら、苦労はしません!
もしそうなら、みんな同じ授業を受け、同じテキストで勉強してるんだから、みんな同じ偏差値になるはず。よーく考えてみてください。
学校でも予備校でも塾でも、同じクラスの中では同じ先生が同じテキストを用いて同じように授業が行われているにも関わらず、その同じクラスの生徒の成績は1位からビリまではっきり分かれます。
もし、授業の内容や質で成績が決まるのであれば、同じクラスの中では差は生まれないはずです。しかし、実際その差ははっきりと生まれています。同じ授業を受けているのにできる生徒とできない生徒に分かれてしまいます。
その原因は授業にあるのか?
違います!その原因は、
「成績は授業時間外のひとりでの勉強方法で決まる」
からです。「自学自習」が勉強において最も重要なのです。
できる生徒は自学自習の方法はあっています。身につけ方がわかっているから、できる生徒なのです。しっかり身につける方法が確立している生徒が、勉強すれば偏差値は上がります。しかし、身につける方法が確立していない偏差値の低いみなさんが、また新しい授業を受けたり、新しいテキストを配られても…。
また同じことを繰り返すだけです。
どんなに有名な先生の授業を受けても、どんなにたくさんの授業を受けても、授業時間外の勉強方法が間違っていれば偏差値は伸びません。
だから、武田塾は授業をしないんです。授業よりも大切なことがあります。身につけ方、急激に偏差値を上げる方法など、「勉強方法」から教えます。
…中略…
第一、みなさん偏差値上げたいんですよね?
何万人も通っている大手予備校に入って、みんなと同じペースで勉強しても他の受験生を抜かせないじゃないですか。レベルに合った参考書から、志望校のレベルまで、一冊ずつ完璧にする。
これが最速です。
http://www.takeda.tv/greeting/
実は、この不都合な真実を、塾の先生はみんな知ってるんですよ。そして、親もほとんどの場合、うすうす感づいているんですよ。ただ直視したくないから見て見ぬ振りをしているだけです。だって、自分にとって不都合だから。
もちろん、塾が良いペースメーカーになって伸びる子もいるでしょうし、素敵な講師を尊敬して頑張る子もいるでしょう。でも、その伸びは、動機はどうであれ、しっかり勉強した結果です。(一部の天才少年少女は除く)
言い方を変えると、私は子ども達には、中学受験を通じて、知識の取得とか体系化だけでなく、継続的に努力することも含めた勉強の仕方を学んで欲しいと思っていました。
でも、御三家をはじめとする超難関校の合格者の半数ぐらいは、勉強した結果云々じゃなくて、持って生まれた才能だけで合格することもあり、ビジネスモデル的に塾はこちらがターゲットなので、メソッドの強化ではなく、囲い込みというマーケティングに励むということです。その塾にお金をつぎ込む親が多いというのはもったいないですよね。
アドラーの目的論で考えれば、何か塾に入れる目的があるはず。・・・なぜ?
塾に通う一番の理由:
じゃあ、なんで塾に?
最大の理由は、安心したいから。責められたくないからです。
塾に行ってれば、もし、合格できなくても、やるべきことはやったと言えて、親としては、責任逃れできるでしょ。あの塾はダメだったなぁ、と最悪の場合は塾のせいにすればいいんですから。お金で免罪符を買ったほうが楽であることは間違いないです。
例えば、1点差リードで迎えた9回裏、二死満塁。実績のあるリリーフエースを登板させるか、ブルペンで絶好調のルーキーを登板させるか。投げる球を見たらルーキーなんだけど、実際に登板させるのは勇気がいりますよね。ルーキーが緊張のあまり、初球からワイルドピッチしたら、最悪ですし、采配を非難されちゃうでしょ。なかなか決断は難しいです。私なら、無難にリリーフエースを登板させます。
まあ、リリーフエースが、本当に実力があればいいですけど、それまでの実績がまやかしだったら、最悪ですよね。そして、私は今の塾が合格させるメソッドを持っていないという立場です。少なくとも、全員を一律に成績を伸ばすことはできません。伸びる生徒は、家庭学習がうまくできた生徒です。なら、最初から家庭学習をメインで考えたほうが合理的です。
繰り返しますが、自宅学習は親に最低限の問題を解く力と気の遠くなるような忍耐力を要求します。前者はクリアしやすいですが、後者は想像しているよりはハードルが高いです。家を作るときに、建売や大手ハウスメーカーの注文住宅ではなく、自分たちが設計事務所に委託するようなもんです。現実は、それなりにトラブります。
塾が重宝される理由のもう1つは、塾以外の代替手段がないからです。実際に、大手の進学塾以外に有効な手段って思い付かないんですよね。
大手じゃない地元密着型小さい塾は、何となくいいレベルが低いな感じは否めない(でも、これは御三家○○名という広告を出さないのが理由な気がします)反面、掘り出し物も多いかと思います。塾長にカリスマ性があったりすると、選択肢としてはいいかもしれません。私の学生時代の元上司が教えている塾なんかは面白いと思います。首都圏の中学受験では難しいとも思いますが。
地元密着型の小さい塾の構図としては、基本的に自宅学習で親がやることを代理にやってもらうというイメージですので、上昇志向が極めて高い場合、大手塾じゃなくていいのかという不安はついてまわりますし、その塾が見掛け倒しで実はイマイチだった、なんてこともあるので、注意しないといけません。
家庭教師と個別指導は、ちょっと寄生虫っぽいところがあるのが難点です。全教科面倒見ます、というよりは、メインは大手塾で、うちはフォローしますというところがイケていないです。責任は大手塾にとってもらい、自分たちはおこぼれに預かるっていうモデルです。これは、教える側からすると、やめられないですよ。教えている生徒が合格すれば感謝されるし、全滅しそうな雰囲気を感じたら、塾に相談するのを強くすすめて、責任を押し付けたり、もう少し早い時期から通わせてくれれば・・・と泣きそうな顔をすればいいだけですから。中学受験をわらうなんかは、まさにその悪い例の見本です。騙されてはいけません。
自宅学習は前述の通り、それなりに大変な面もあります。
消去法で大手進学塾というのは、意外に良い選択肢です。付加価値を出していない割には高すぎる印象ですが。3年間で100万円未満でおさまるなら、リーズナブルかもしれませんね。そして、もし、子どもが半端なく頭が良かったら、一番、楽できる手段だと思います。塾はもとからデキる子を集めたいと思っているので、お互いがWin-Winになりやすい組み合わせです。自分でやるとなったら、それなりの覚悟が必要で、面倒ですからね。それらをアウトソーシングすると割り切るのは、1つの有力な手段だと思います。大手進学塾に通わせるのならば、ここまで考えたうえで、通わせることをお勧めします。
参考までに我が家の場合:
本人が運のいいことに塾に通いたくないと言ってくれたので、自宅学習という選択に障害はありませんでした。
私が早稲田アカデミーという塾でバイトをしていた時の裏話を聞いて、幻滅していたのもあるでしょうが、大きいのは、学校の友だちに受験するということを知られたくなかったというのがあったのだと思います。不祥事も多いですし。
ちなみに、私の見立てでは、長女は塾に比較的フィットする性格だと思っているので、もし通わせれば、勉強量が増えることにより、成績は今以上に伸びた可能性はそれなりにあると思っていますが、塾への行き帰りの時間やら、一律で出される宿題の対応やらで、睡眠時間は削り、大好きなミュージカルもできなかったと思います。だから、塾に行かなかったのは、良い選択だったと今でも思います。
(補足)講師が学生のバイトだという件:
塾の講師が学生のバイトというのはやはりイヤです。私も学生時代にバイトをしていたので、こんなことを言うのは心苦しいんですけど、バイトで不合格だった場合の親の気持ちにどれだけ共感できるのか疑問だからです。
やっと一昨日何年もかけた中学受験が全部終わった、これからあれしようこれしよう、と思い描いていたのに、安全圏だった志望校が不合格・・・・orz
今日は子供が学校から帰ってきたら、一緒にこれまで買いに行けなかった服を買いに行こうね、と約束していたのに、こんなんじゃ行けないorz
あの子が帰ってきたら発狂して殴りそうで怖い。
不合格の通知を受け取って、今何もやる気が起きなくて、涙が出たのは始めの数秒だけ。
後は茫然自失。
さっき塾から合否確認の電話が掛かってきたけど、怒鳴りそうになってしまった。
明後日と明明後日は追加合格の電話が掛かってくる日だけど、掛かってきそうな気がしない。
絶対に無理だと思う。自分が修羅場ってて娘の気持ちを思いやる余裕が今は無かった。
何年もほぼ毎日塾の送り迎えや弁当作り、夏休みや冬休みには一日二回もお弁当作って、途中で教室を移動するのにまた来るまで送り迎えしたり。
それはそれは大変な数年間だった。娘が帰ってくるのが四時なので、その頃までには落ち着いて、叱咤激励のレスを何度も読み返してみるよ。
上の子はまあ普通に受験成功して数年、今日不合格通知来たのは下の子なんだ。
で、今回下の子が落ちたので最終的に行くことになるであろう学校は、上の子やその子らの周りの子達がアホ中学と呼んでる所になるんだな。
電車に乗ってその制服見られてアホと思われる生活を六年間続けることに自分の子がまさかなろうとは・・・・
いや、でもやっぱり気持ちを早く切り替えて、この学校のいい所をこれからHPやらパンフ見てモーレツに探しまくります。
そして娘が帰ってきて落ち込んで思いっきり泣いた後には、そのアホ中学のいい所を見せて持ち上げてやろうと思います。
これから6年間お世話になるんだから好きにならないと。
絶対に変なこと言ったりしたりしないように耐えて頑張ります。
せめて、この気持ちがわかる先生に教わりたいです。申し訳ないですが、私は学生時代には、頭では理解できても、腹の底からはわかりませんでした。ごめんなさい。
それと、学生時代は、びっくりぐらい世間知らずで、ちょっと勉強ができるだけなのに、鼻持ちならないぐらい偉そうでした。この月謝を払うのにどれだけの苦労があるかを思い描くだけの想像力に欠如していました。
私ほどでなくても、学生のレベルはそんな程度じゃないかな、と思ってしまいます。また、塾には学生時代のバイトが居心地が良くなって、ずっとバイトで居座る重鎮が多く、社会の荒波に揉まれずに「先生、先生」と年上の親たちに持ち上げられて、社会人人生の全期間を送ってきたという人間から、何となく信用ができません。(もちろん、例外的に素晴らしい方もいるとは思います。あくまでも、傾向です。)
これが、私が塾のことを嫌いな理由です。
(補足)私の考える理想の塾:
こんな塾がビジネスとして成立するかどうかは疑問ですが、自分の子どもを通わせたい、そして、受験に成功するための体制を考えてみました。
・カウンセラー(コーチ)…生徒の個別の受験計画立案と、実行管理を実施します。基本的に、正社員とし、契約社員の場合でも、社会人経験があるのが前提です。その理由は、親御さんとの面談を定期的に実施し、担当する生徒がその子にとって満足いく受験をできるようにするのがミッションなので、成熟した人物というのがポイントだと思うからです。コーチだから、他業界の先進的な事例やノウハウも取り入れたいし、多様性も確保したいので、現役ビジネスマンや、子育て終了後の主婦、元プロスポーツ選手、外国人なども一定の割合で採用すると面白いかもしれませんね。お金かかりすぎるかなぁ。
・インストラクター(先生)…授業の実施と、宿題などの正誤状況を確認しデータベースに登録します。それぞれは、担当する教科のスペシャリストを目指すけれども、授業については、動画コンテンツなどを活用し、最低限の能力があれば、社内研修等によって、均一の水準の授業を提供できるようにしていき、コストについても、学生のバイトを活用することで、原価低減していくことを考えています。最終的には、公文の先生のようにシステマティックに事業できるのが目標ですね。学生のバイトに社会人のカウンセラーが就職活動に向けて、アドバイスできるような風土ができれば最高です。
あと、授業は教科ごとの能力別です。なので、算数は一番上のクラスだけど、国語は真ん中というのもありです。授業は能力別のほうが効率的だと思うので。そのために、同じ学年の同じ校舎の同じ教科については、同じ曜日に行われるのが大前提になります。
・アナリスト…問題をデータベース化し、日々の生徒の解いた結果を蓄積していきます。問題の属性や、生徒の属性、授業の内容等も、蓄積していきます。このデータベースこそが塾の最大の資産です。アナリストは全体の傾向や個人の特徴を分析して、カウンセラーやインストラクターに適切なフィードバックを与えます。ビッグデータをいろいろな切り口で解析することで、インストラクターの各教科の責任者と相談しながら、カリキュラムを改善していくことができるでしょうし、同様に、カウンセラーに対して、個々の生徒の弱点や、今後やるべきことのヒントを提供していくことができます。夢が広がりますね。
参考までに、自宅学習をする場合は、カウンセラーが親、インストラクターが通信教育や参考書等というイメージです。アナリストのうち、自分の子どもの成績にかかわる内容については、親がやらないといけません。この機能分解を間違えると、親にかかる負荷が大変なことになってしまいます。
ああ、誰か、こんな理想の塾を作るために、私にお金をドカンと出してくれないかな。そしたら、会社を辞めて起業するのに。真ん中のデータベースにどんな情報を集めていくのかがお金がかかるところですねが、ワクワクする領域でもあります。そして、事業拡大のポイントはカウンセラーの質だと思います。クラウドファンディングでもお願いしてみようかしら。
参考にした情報など:(全ての意見に必ずしも賛同しているわけではないです。)
1.塾は小学校の授業と中学受験のギャップを埋める
「うちは小学校のテストでもいつも高得点で、しっかり勉強をさせているから塾に行かせなくても大丈夫」という親御さんはたくさんいます。しかし、残念ながらそのまま受験して落ちてしまう人もいるのです。その原因は、小学校の授業と受験する中学校の入試問題に大きなギャップがあるのです。小学校は、そもそも「筆記」としての勉強ばかりをする場所ではありません。運動やいろいろな経験を通して子どもたちの心と体、そして頭脳を成長させる場なのです。そのため、ずっと学問ばかり勉強することはできません。体育や道徳など大人になったときに大切なことも多く勉強することを目的としています。しかし、中学受験では、そのような経験よりもペーパーのテストで何点取れるか、何問ミスをしないかというところに着目されています。したがって、学校のテストで点数を取れても、中学受験の問題で点数が取れるということには、ならないのです。そのような小学校と中学受験のギャップを埋めるために塾を利用する子どもが増えているのです。
2.塾は「中学受験に合格させるための」情報量が豊富
中学受験で、合格するためには、どの科目で何点取って、全体として何点あげるといった緻密な計算、そして、戦略が必要になります。もちろん、親御さんで戦略を立て、緻密な計算をして子どもを志望校に合格させる方もいますが、現実としてこの作業をするのは中々大変です。しかし、塾ならば、大勢の卒業生が合格、不合格してきた姿から、何点取る生徒が合格するか、不合格になるか、きっちりと理解しています。また、生徒に合った勉強法のアドバイスもプロだからこそできるものがあります。このように塾は「合格させるための場所」としてそれだけの情報量をもっているのです。
3.塾は生徒に勉強させることが出来る
塾の強みの一つとして、塾は勉強を絶対にしなければならない環境を作り出すことができるということがあげられます。家で、勉強をさせようとしても、家にはいろいろな誘惑があります。ゲームやテレビ、パソコンなどです。子どもたちもそのことをわかっているために、「絶対に合格したい」と思っている子どもや、意志が強い子どもでなければ中々、家で勉強を続けるのは困難です。一方で、塾に行くと、先生がいます。先生がいることで子供もここでは勉強をしなければならないと思うために、必ず勉強できる空間ができるのです。これも塾を利用する強みです。
4.塾に、通う生徒の数が圧倒的に増えている
少し古いデータですが、2005年のBenesseの調べでは中学校の受験生で塾に通っている人は、6割という数にも上ることがわかっています。あくまで2005年のデータですので、おそらく今は7割、もしかしたら8割になっていてもおかしくはありません。このことから、中学受験の塾に通う生徒もかなり増えているという予想が出来ます。また塾に通うことで先ほどこれまでに述べたメリットを塾に通っている子どもたちが全員受けているために、塾で勉強している子どもと家で勉強している子どもの差が出てきてしまいます。そのために、塾なしで中学受験に合格するのは難しいと言われているのです。
結論:中学受験に合格したいなら塾に通うべき
もちろん、全員が塾に通うべきとは思いません。生徒によって、塾よりも家があっている子どももいるからです。また、最近ではインターネットも発達しているため、調べようと思えば親御さんが、塾と同じくらい多くの情報を集めることも可能ですし、インターネットで無料でわかりやすく中学受験を教えてくれるサイトもたくさんあります。しかし、塾のほうがピンポイントで、時間も短縮して教えてくれます。そしてなんといっても先生が生徒のことをしっかりとみてその子に応じたアドバイスができるといった利点もあります。また、その利点を受験してくるライバルの子どもたちが受けているものと考えるとすると、やはり塾に通ったほうが良いと思います。
https://chi-vi.com/difficulty-to-take-junior-high-school-without-cram-school-5849.html
受験サイトなどを読むと、塾に行かなかった子は入学後に疎外感から学校生活に支障をきたすとまで言い切る講師までいて、バカじゃないの!と思ってしまいます。確かに入試の時に塾ごとにエイエイオーとかやってますね。日本的な群れの意識を子供達に植え付けているのは、いい大人達やん。そんなの大学以降は何の役にも立たないことを教えるべきだと思うわっ!
http://ameblo.jp/well-rounded-education/entry-12223925011.html
塾に行かないからこそできること
うちの子は塾に通っていません。すべて、父親である私が教えています。
塾講、家庭教師の経験はありますが、それは全て学生の頃の話。20年近く昔の話。ちなみに中学受験経験もあります。
今回、息子の受験を塾なしでと思い立った背景には
・偏差値30台の子が6年生から塾に通ったところでどうにもならない。たとえ、偏差値40台になったとしても、そんな成績で合格できる学校に行くのはお金の無駄。
・結局はしつこく復習を繰り返した者が合格できるのに、現行の塾のスケジュールではいいところ2回ほどしか復習ができない。
・我が子のことを一番わかっているのは親自身。
・塾任せにしない分、子どもとの時間が多く持てるし、塾通いの時間の無駄を省ける。
・子どもに勉強を教えるなんて、楽しいことを他人に任せるなんてもったいない。
・塾に通って成績が上がる子は、結局はその子自身ががんばっているから上がるのであって、塾は単にスケジュールを組んでくれているだけである。
・塾で教わる知識は書籍を読めば事足りるものばかり。
・子どもにわざと解答・解説なしのテキストを与えておいて、授業でそれを解説するだけの授業が多い。ふざけているの?
・4年生から理科社会の授業をする意味が分からない。また、6年生から塾に入っても、4,5年の範囲のキャッチアップは自分でするしかない。私は小学生時代、関西の某大手進学塾に通っておりました。最上位クラスに所属し、成績もそこそこでしたが、そこでの授業が今思えばひどいものばかり。
・国語の授業は、先週やった小テストの解説をした後は、延々と先生が無言で板書したものをノートに写し、授業の終わりまでに提出。汚いとやり直しさせられる。
⇒写経じゃないんだから…。・算数の授業は解答解説のないテキストの解説を講師が黒板に説明しながら書いていくのを写すだけ。
⇒最初から詳しい解説配ってしまえば、先生はいらない。これで成績上がると思いますか?最上位クラスの先生ですらこの始末。もちろん、バイト講師ではなく、40歳以上の専任講師でしたよ。下位クラスの講師は推して知るべし。こんな授業に6年生の1年間だけで100万も出すなんて馬鹿げています。
ただ、塾に行かないことによるデメリットも確かに存在します。
・競争相手がいない。
・周りの子の状況がわからない。
・親は自分の自由になる時間をつぶして、勉強をして子どもに教えなくてはならない。
・さすがに御三家クラスを目指すのであれば、親が教えるのは限界を超えている。こんなところでしょうか。デメリットはメリットと比べると少ないですね。あとは、場馴れのため模擬試験などををいくつか受けさせて、塾に利用されるのではなく、利用する側の姿勢を貫きましょう。
模擬試験の合格可能性なんてものもあまり信用しないで構いません。志望校の過去問を解いてみて、過去5年間で何回合格最低点を上回ることができるのか。それで可能性を決めましょう。5回中、3回上回ったのなら合格可能性は60%です。志望校の入試問題とは毛並みの違う模擬試験を受けての合格可能性なんて無意味です。
大学受験界では勉強を教えずに、勉強のやり方を教え、スケジュールを組むだけの予備校が最近台頭してきました。この考え方には賛成です。問題の解き方なんてちゃんとした参考書を読んだ方が、アルバイトの講師に教えてもらうより何倍も身につきますし、時間も節約できます。なんで、予備校のテキストって最初から解答を配らないのですかね。
子どもは答えを見て、宿題を済ませてしまうからというのが建前なんでしょうが、本音のところは、先に解説渡しちゃうと、先生が必要なくなっちゃうから。そんなところでしょう。解説は最初から渡して、解説だけでは理解しにくいところ、解説だけでは不十分なところを補足説明、また暗記がしやすいように情報を整理したり、覚えやすく語呂合わせを考えたりしてくれるのが塾の役目だと思うのですけど。
また、その子の理解が薄いところを他のテキストから類題を引っ張ってきて解かせて、理解を深めさせる。そういったケアが必要なんだと思います。親が教えない限り、結局のところ個別に家庭教師を頼むしかないんでしょうね。しかもアルバイト家庭教師ではなく、実績のあるプロ家庭教師。できれば週3回以上。毎月10万円以上は軽く飛んでいきますね。
お子さんの塾代稼ぐために、お母さんがパートに出て小銭稼いでくるくらいなら、お母さんが家で勉強してお子さんに教えた方が何倍もいいと思いますよ。
塾に行かずに中学受験をするという選択
もちろん地域によって差はありますが、公立の中高一貫校の倍率は5倍から激しいところだと10倍を超えるところもあります。
中学受験をお考えの親御さんであれば、公立中高一貫の長所や短所は良くご存知でしょうから、ここでは詳しくは語りませんが、私立と違い学費をほとんどかけなくとも、質の高い教育が受けられる利点の反面、競争率が高すぎて塾に行かないと合格出来ない、というのが最も一般的な解釈かと思います。
しかしながら、それはホントなのでしょうか?
ボクのまわりにも、公立の中高一貫をこころざして遊ぶことを犠牲にして塾に通ったけども、合格しなかった子供が何人もいます。もちろん塾に行って合格した人もいます。しかし塾だってビジネスです。塾に行ったけども結局合格しなかった人が山のようにいることは黙っています。
どうかこれから中学受験をされる親御さんはこの部分に目を向けて頂きたいのです。
現にウチの子も、塾の説明会に行った際に、「現実的には公立の中高一貫は塾に通わないと合格は難しいでしょう」と言われました。しかしウチでは塾に行かない、という選択をしました。公立の中高一貫の場合は、塾に行かなくても、合格する子は合格するのです。塾に行って合格した子は、塾に行かなくても合格した可能性が非常に高いのです。
では塾に行ったことはムダだったのでしょうか?
ムダです。
ムダだけなら良いのですが、小学生の頃から塾に行っていたのでは、自分で学ぶ力を伸ばすことが出来なくなってしまうのです。私立に行きたい、しかも大学までつながっている私立に行きたいなら、明日から塾に行ってください。
そうではなくて、公立の中高一貫、ないし大学のついていない私立を考えている場合は、塾に行く必要がないのではなくて、塾に行ってはいけません。中学受験は最終学歴を決める試験ではないのです。
そこで子供の能力を奪ってはしまってはいけません。
あくまでも勝負は大学受験の前、そこにピークを持ってくることが大切なのです。
http://around1999.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-2802.html
中学受験 塾選びの大切さ~大手中学受験塾を辞めて合格しました
中学受験 塾選び/中学受験 塾費用/中学受験 塾偏差値/中学受験 対策などについて書いています。低学年から通っていた大手受験塾を5年生の時に辞めました。それからいろいろありました。ドン底まで落ちました。でも見事第一志望校に合格!親子の中学受験奮闘記です。
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※ちなみに、ここの2017の中学受験塾の東京都ランキングが、早稲田アカデミー、サピックス、栄光ゼミナール、日能研、市進学院の順になっているんだけど、何となく違和感があります。
お~い、塾なし。会いたいよ~。
どうでもいいけど、気になりましたので、書きます。
「塾なし」
私の周りには少数ですが、ブログ界には、多いようですね。塾なしにあこがれるご家庭が……。
◆塾なしを試みて、失敗するバカは、夏前にカモになる◆
これからの時期、集客の罠にかかってくれます。小6夏前に、「何とかしてくれ~」と泣きついてくるんです。塾に行かせず、家でやらせていた。小6夏前で、偏差値40~45程度。それでも、名の知れた中学に進学させたい。
今まで、パパ(あるいはママ)が学習を見てあげていた。でも、限界がきた。
※よくよく聞くと、短期間塾に行っていたということも多い。いらっしゃいませ~。月額十数万のコースへようこそ。となります。最終的に、下位~中堅私学でやっと落ち着くケースが多いですね。
◆塾なし、失敗。個別かけこみケースはおいしい◆
このケースだと、失敗しても、気が楽なんですよね~。だって、悪いのは、親の戦略ミスだって、はっきりしているから。だから、仕事に手抜きがいくらでもできる。「そもそも、塾に行かせなかったのが、失敗だった」と、親もどこかで思っているから、2月の受験で失敗しても、責任を追及して来たりしない。
あぁ、おいしいなぁ、塾なし失敗生徒。今年も会いたいよ。
お~い。塾なし。今、どこにいるんだ~い。もうすぐ、失敗に気づくころじゃないか~い。待ってるよ~。
※これ、夏までで失敗したら、こんなゲスな講師にお金を払うのではなく、中学受験の意義を考えて、中学受験そのものを諦めるのがいいと思います。
つまり、現在の受験対策で必須とされているカリキュラムは、親や子どもといった消費者側のニーズによって作られたものではなく、あくまで供給側の都合によって作られたものなのだ。そしてこの「受験産業の都合」は、受験サービスだけでなく、なんと中学が行う入学テストの形式にまでその影響力を拡大することになる。
受験塾が組織化し、大企業へと成長していくことで、その影響力は学校にまで及んでいく。なぜなら大量の生徒という母集団を持つことになった受験塾は、学校からすると、営業して生徒を送り込んでくれるようにお願いする存在になったからである。これは大きな転換点だ。それまで学校は自分たちの理念に従って、生徒を募集し選抜してきたが、受験塾と仲良くしなければ生徒が来ないで定員割れになるという、死活問題へと発展しかねない事態になったのである。こうして塾の影響力は拡大の一途をたどる。
さらに受験塾は、偏差値という仕組みを発明する(正確には偏差値を学校の評価に応用する)。現在でも学校選びの基準として偏差値を利用している保護者は少なくないだろうが、この偏差値を決めているのはもともと塾なのである。その仕組みはこうだ。
このとき、もし高い偏差値の子どもが受からないという事態になれば、塾の信頼は大きく傷つくことになるだろう。そこで塾は、自分たちのテストと同様のテストを出題する学校に生徒を送り、まったく異なるテスト形式の学校は敬遠するようになる。すると必然的に敬遠された学校は、高い偏差値の生徒が来なくなるので、学校自体の偏差値も下がってしまう。逆に、塾から高い偏差値の生徒を送り込まれた学校は、偏差値を上げることができる。
実際にこの仕組みを利用して、短期間に偏差値を大きく上げた私学は数多く存在する。また受験塾はこの仕組みを利用して、自分たちのアドバイスサービスが本番で効果を発揮するように、学校のテスト形式にまで影響力を拡大していったのである。
こうして「受験産業の都合」は、現在、私たちが当然と思っている受験システムを確立し、支配してきたのである。
自身の受験体験から大学1年時(20歳)に株式会社A.ver(エイバー)を設立。代表取締役に就任し、家庭教師の派遣業を開始。翌年には、インターネット上で行なったブログ「武田の受験相談所」がヒットし、ブログランキング1位に。その後、武田塾を設立し、E判定から早稲田、慶應、国公立大学医学部などへの逆転合格者を続出させ話題となる
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